ルワンダ珈琲

愛飲している清水屋さんの
モカマタリが切れてしまい、
仕方なく清水屋さんの
ルワンダを選ぶことになった。
初めて飲む珈琲豆である。

ルワンダは東アフリカの内陸国、
30年ほど前に大虐殺があり、
国民の1割も死んでしまった。
しかしそれ以降急速な発展を遂げ、
珈琲は大事な輸出品となっている。

いつものようにハンドドリップ。
爽やかな酸味があり、
とてもフルーティーだ。
口当たりも滑らかで
ちょっと軽めの美味しい珈琲だ。

ルワンダ珈琲はマラバ、キヌヌ、
ムヨンゲ、ニャシルザと種類があり
香りや味わいが異なるようだ。
清水屋さんのルワンダ珈琲は
おそらく高品質のマラバだろう。

ルワンダは「千の丘の国」と言われ、
緑豊かな温暖の丘陵地帯にある。
雪を冠したカリシンビ山は美しく、
ゴリラやチンパンジーなどが暮らす
本来は平和で穏やかな国である。
虐殺された人を悼み、緑の丘陵を思い浮かべ、
ゆったりとルワンダ珈琲を味わいたい。