ジャーナリスト?
音楽ジャーナリストで
音楽批評家でもある
林田直樹さんの本を
友人のTが編集した。
音楽ジャーナリストと
音楽評論家の違いは何か?
そう問われた林田さんは
明確な違いはないと言いながら、
「ジャーナリストというと
社会的に影響のある意見や
発言をする人に思われているけど、
日々あったことを書く人だと思う」
公にものを言う人の
イメージが僕にもあった。
しかし言われてみれば、
jourは日のことである。
journalの意味は新聞だから
journalistは新聞記者になる。
でもjournalには日記の意味もあり、
ならば日々のことを書く人でいい。
林田さんは言う。
「日々あったことを書いて
それが積み重なって
何かの形あるものになっていく」
批評家というのも
単に批評する人ではないだろう。
素晴らしいものに感動したら
それを讃える気持ちも重要だろう。
友人Tが編集した林田さんの本、
『そこにはいつも、音楽と言葉があった』
どんな音楽の日々があったのか、
愉しみに読みたいと思う。