「灰色の瞳」

長谷川きよしの
艶やかな歌声を聴きたい。
そう思ったら彼が
加藤登紀子と一緒に歌う
「灰色の瞳*」があった。

アルゼンチンのケーナ奏者、
ウニャ・ラモスが作った曲に
チト・ヴェレスが詩を付けた。
南米の野山を彷彿させる
心打つ哀しみの歌。

加藤登紀子が訳した。
♬枯野に咲いた小さな花のように♬
歌い出しから惹きつけられる。
♬なんて淋しいこの夕暮れ
とどかない想いを抱いて♬

♬私の大事なこの笛のうたう唄を
あなたは聞いているのだろうか?
どこかの小さな木の下で
澄んだ音色で響くこの笛
泣きくたびれた笛の音を♬

♬あなたは今も唄っている
彼方の空に声が聞こえ
あなたは今も唄っている
ひとりぼっちで影を見つめる
あなたは何処にいるのだろうか♬

♬風の便りは今はとだえ
あなたは何処にいるのだろうか
風の便りは今はとだえ
ラララ・・・♬
本当に心に染みる歌。ありがとう!


*この歌はYouTubeでも聴けます。https://www.youtube.com/watch?v=ylHFXRjdJAI