福井へ来ねへー/龍双ヶ滝(池田町)
全国各地で厳しい暑さが続いていますね。こんな時は、暑さを忘れさせてくれる”涼スポット”へ出かけてみたいものです。エアコンが効いた部屋も快適かもしれません。しかし、自然豊かな場所でゆっくりとした時の流れを感じてみるのも、たまにはいいものです。そんな時にぴったりなのが「滝」。
日本全国に滝の名所や絶景スポットと呼ばれる場所がありますが、福井県にも<滝の名所>と言われる場所がいくつかあります。その中でも池田町にある『龍双ヶ滝』は”日本の滝百選”にも選ばれています。必見の価値アリ。
高さ60mの岩肌を勢いよく水が流れ落ち、水滴の一粒ひと粒がはっきりと見えるという美しい滝。水の流れを眺めるだけで、涼しさを感じられます。
「昔、龍双坊という僧が修行をしていた」とか「深い滝壺には龍が棲み、時々昇天のために滝登りをした」といった伝説が残されているこの滝は、時間帯によっては瀧に虹がかかる事でも知られていて、新緑や紅葉の季節にはプロ・天を他わず多くの写真家が集います。また、昨今ではインスタスポットとしても注目されています。階段があるので、滝のすぐそばまで降りることができます。滝の500mほど下流には「おう穴群」があります。これは大きな岩の上を流れる水が、水流に含まれる石や砂で削られてできた丸い穴の連続する地形。渦を巻きながら下っていく水の流れは見入ってしまうほど。
皆さまも、普段の忙しさを忘れて、涼を求めて一度、出かけてみては?
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