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司書的生活①

うちの猫ちゃんです。

仕事は、夏休みに入り、10日ほど

強制的にお休みです。

私立高校で、司書してます。

公立の司書さんは、県の公務員なので

私立高校とは、だいぶ働き方が違うと思います。

私は長い間、公立の中学校で

いま、話題の(会計年度職員)として

学校図書館で働いてきました。

手取りで11万円。

なかなか、安いでしょ。

ひとり仕事で、教員からは

馬鹿にされ(伝わるものです)、

1年更新の不安定職でした。

誰でも出来る仕事、本を整理したり、

カウンターの仕事だけで、暇な仕事、

と思われているようです。

私は、教育学部卒なので、

教員免許があります。司書の資格は、

30代の時に他の大学で、取りました。

だからなのか、同じ偏差値レベルであろう

教員に馬鹿にされ、適当な扱いをされることが

とても腹立たしいのです。

教員は、新卒採用時から、(先生)と呼ばれ、

勘違いしている人が多いです。

お勉強ができても、生徒にとって有益な教員とは

いえません。

人間的にいろんなことを経験し、自己研鑽できてる教員がほしいです。

勉強ができない生徒のことや、発達障害の生徒、

家庭環境が複雑な生徒などに寄り添える

心の根っこが温かくて優しい人間に

教員をやってもらいたい。

図書館で働いて、ずっといろんな教員を見てきたけれど、

教員人気が無くて、なんでこの人が?という人が

10年も教員採用試験に落ちてきたのに、

急に合格したり。

謎多き、世界です。

管理職もしかり。

昇進のレールに乗った人がなるのよね。

教員と司書は、生徒の読書指導の為に

協力しないといけないのに、

鼻っから、下に見ている。

僻みでも、勘違いでもないです。

実体験と仲間の司書さん達の経験談です。

正規の職員ではないということも、

馬鹿にする要素でしょう。

しかし、高校は少し、違います。

公立高校は、司書は県職員です。

各高校や、県立図書館に異動もあります。

教育職ではないけれど、事務職に入るのかな?

会計年度職員の司書とは、収入も待遇も

別世界です。

しかし、教員との壁は高そうです。

そんな正職員の司書になれるなんて、

日本ではほんのひと握り。

昔の私のように、毎年、3月末になっても

来年度の契約があるかないのか、

定かではなく、不安な日々を送ったり、

教員が楽するために、

授業を読書に変えて、私に丸投げしたり、

自習を、図書館でさせたり、

相談室代わりに、私に預けたり。

暇な先生が、図書館で昼寝してたり。

車椅子の生徒のお世話を、放課後、私にさせたり。

人間って、自分より下って思ったり、

この人は、立場的に弱っちいから何でも聞いてもらえると

確信したら、際限なく利用してくる生きものなんですね。

毒母の洗脳により、他人にNoと言えなかった過去の自分。

自分が弱いだけ、ってのもあるけれど、

学校図書館司書の、学校での立ち位置は、

本当に酷いものです。

それでも、生徒に読書の良さを知ってもらいたいと

いう思いでがんばってる、そんな司書さんたちが

多いと思います。

そんな生徒と本への愛情いっぱいの

全国の薄給でボランティアみたいに頑張っている

司書のみなさん、

無理せずに、がんばってゆきましょう。

私も、僻まずに、

生徒の読書力向上、読書による人間力の向上のために

尽くしてゆきます。

本って、心の栄養であり、

本は、友だちだよ。



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