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詩の世界に沈む

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思いつくままに、詩を書いています。 写真も上手になって、銀色夏生さんみたいな詩集を出したいです。実話だったり、妄想だったり、 ぜひ読んでみてください
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2019年5月の記事一覧

大きな猫

いつもより早くベッドに入る それまで大きな猫に拘束されてた トイレもお風呂もついてくる …

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真夜中

ようやく ベットに潜り込む 訪れる暗闇と静寂に ほっとする 直ぐに朝が来てしまうのに 永…

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夜中の月

いつもなら 笑って済ませることが 今日はできない 心が弱ってる 吐き出せない想いを 見な…

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察するボタン

わたしの彼には ボタンがついてない わたしの気持ちを 察するボタン 言葉通りにしか受け止…

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煌めく世界の裏側

閉店だ さあ掃除だ 煌びやかな台の間を 回遊魚なように泳ぎ 綺麗にしてゆく そこに言葉は…

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走る

貴方の姿をひと目観たい 車を走らせた 知らない土地 往復4時間 それでも 走る貴方を観た…

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貴方の思い出

其処彼処に 貴方との思い出を あの路に 貴方との会話を 辿りながら 後ろめたくなる 秘密の遠出は なんの記録も残さない 私は今日、ここに来た 昨年の夏には 絶対に訪れてはいない 貴方に申し訳なくて 無事に帰宅したことを記す 気持ちを推し量ることはできないが すぐに既読になった

体温

貴方は変わった人 貴方の気持ちは伝わりにくい 表情 言葉 どれをとっても 本心のように思…

別の顔

今日はどのキャラでいこうか 1時間のドライブ中 考えていた 初対面の方ばかり 仕事しなく…

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