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煮込み時間45分の「初おでん」は想定より楽だった

先日の土曜日に2025年最初の「家の教会」の時を持ちました。
集まったのは私たち夫婦を入れて、10人。
寒くなったので、温かいおでんを。
今回も写真を取り忘れ、残りものを写真にしたので、
見た目は良くないけど、とても美味しくできました。
中央の梅干しみたいのは煮込みすぎたトマトです。
最終的に煮崩れしてしまいましたが、食べはじめのタイミングは形もよく、
いい味出してくれました。
おでんは手間と時間がかかるものだと敬遠してましたが、
思ったより簡単で拍子抜け。
集まったみんなが年末年始の帰省や旅行のお土産やおかずを持参し、
豪華な年始の食事に。

メニュー

我が家で作ったもの、用意したもの
・おでん(10人分)
・薄味のおかかおにぎり(3合分)
・お茶、お水(それぞれ2L)

もともとはポトフにするつもりだったのですが、
主食(米orパンなど)を考えているうちにおにぎりとおでんに着地。
おでんのお皿以外にお皿を出したくなくて、おにぎりで出そう、と。
でも、おでんを作ったことがなく、実家でもあまり出なかったので、
「おでんとお鍋の違いってなんだろう…」から色々調べて作りました。
結論としては、おでんは地域によって定義が違うので、
コレ、とはいえなさそうですが、私は白だしのおでんにすることに。
お鍋との違いは
お出汁リスペクトでお出汁の染み込んだ具材を楽しむのがおでんで、
スープのバリエーションが多く、シメでスープを飲み干せるのが鍋
と勝手に結論付けました。
今回、初めて自分でおでんを作ってみてわかったことは
レシピの最後の「ポイント」にまとめたので、作り始める前に確認してみて下さい。

かんたん白だしおでん

調理時間 :約2時間(準備約70分、煮時間約45分)

材料(約10人分)

お出汁
・水3000ml
・久世福の万能出汁パック 5パック(家にあるものを適切に3000ml分調整すればよい。白だしがあればだしパックはやらなくてもいいかも)
・創美の白だし 200〜300mlくらい(こちらも家にある濃縮白だしを使い、味を見ながら調整)
・みりん・醤油 適量(白だしで十分だけど、必要に応じて)

具材
★は下ごしらえの段取りが少なくて楽なもの。
今回使った材料は★以外も実際はとそんなに手間はなかった。

下ごしらえするもの(下ごしらえはお出汁の準備を仕掛けながらする)
★大きめのプチトマト 1パック → ヘタを取って、爪楊枝で穴をあける
★小さめの玉ねぎ 5玉 → 皮を剥き、2等分にし、バラけないよう爪楊枝を刺す
★ちくわ 5本→ 切り口が長くなるように斜めに2等分する
★大きめのはんぺん 2枚 → 4等分する
★アク抜きが不要なこんにゃく 2枚 → ※1:こんにゃくの下ごしらえ参照↓
・大根  2/3本程度(自分が好きなので多め)→ ※2:大根の下ごしらえ参照↓
・油揚げ 5枚  → ※3:餅巾着の下ごしらえ参照↓
・お餅 5切れ → ※3:餅巾着の下ごしらえ参照↓

そのまま使うもの
★ウィンナー 2袋 

下ごしらえ

※1:こんにゃくの下ごしらえ(5分)
正方形になるように半分に切り、さらに三角になるように半分にして、最終的に1/4の大きさになるようにする。2mm角くらいの網目状に隠し包丁をいれる。
参照:https://macaro-ni.jp/82724?page=2

※2:大根の下ごしらえ(茹で時間込みで20分程度)
1. 大根の皮は厚めに剥きたいので、ピーラーで2周分くらい皮を剥き、2.5cm幅くらいの輪切りにする。
2. ピーラーで面取りし、片面に2mm程度の深さの隠し包丁を十字にいれる。 
3. 鍋に大根を入れ、大根が浸かる程度の米の研ぎ汁、もしくは水と片栗粉小さじ2を加え、火にかけ、竹串が通るまで10-15分程度ゆでる。(このタイミングで餅巾着用の油揚げの油抜き用のお湯も火にかけておくと良い)
参照:https://www.trial-net.co.jp/mag/detail/11445/

※3:もち巾着の下ごしらえ(15分程度)
(油揚げの油抜き用のお湯を火にかけて準備しておく。)
1. 巾着にするために油揚げをまな板の上に置き、お箸を強く押し当てゴロゴロころがす。
2. 油揚げの裏と表が剥がれたかな、というタイミングで油揚げを半分に切り、巾着になるように手でほぐす。うまく剥がれていないときは無理をせず、再びお箸を転がす。包丁を使うと、油揚げに穴が空いてしまうことがあるので、お箸と手を使って丁寧に剥がす。
3. 5枚とも処理をし、合計で10袋分の油揚げが準備できたら、巾着に入りやすい大きさになるようにお餅を半分に切る。
4. ザルなどに並べてさっとお湯をかけて油抜きをする(こうすることで出しが染みやすくなる)。
5. お餅を一つずつ油揚げの巾着に入れ、口を爪楊枝で閉じる。
参照:https://www.sirogohan.com/sp/recipe/motikin/amp/

作り方

A. お出汁の準備
1. 鍋に水とだしパックを入れ、火にかけ、沸騰したら中火で5分ほど炊き、日を止めて、だしパックを出す。
2. 白だしを加えながら、味を整える。好みに応じてみりん、醤油で調整する。

B. 下ごしらえ
お出汁の準備をしつつ、具材↑に記載した下ごしらえを行う。

具材の下ごしらえ完了

C.煮込む

【注意1】煮込むものは順番があるので、注意する。 ※ポイント参照↓
【注意2】今回は鍋ごとテーブルに出して自由に選べるスタイルにしたので、「①提供用の鍋」と別の「②寸胴鍋」を用意し、並行して準備した。

1. 大根、こんにゃく、玉ねぎ、トマトを適当な量①の鍋に入れ、具材が浸かるくらいまでお出汁を注ぐ。並行して残りの大根、こんにゃく、玉ねぎ、トマトを②の寸胴鍋に入れ、①と②の鍋に蓋をし、それぞれ並行して20分程度中火にかける。
2. 20分程度経ったら、ちくわを加える。①の鍋にスペースがなければ、②の鍋にいれ、引き続き、20-25分程度中火で熱する。
3. 大根の味を見て、薄ければ、白だし、醤油、みりんなどで味を調整する。
4. さらに10分程度煮たら、食べ始めてOK。
5. みんなが具材をとったら、はんぺん、もち巾着、ソーセージを半分量くらい②の寸胴鍋に加え、中火で5-10分程度煮て、適当なタイミングで食卓の鍋に移す。はんぺんはお出汁をかけながら温まったタイミングでOK。もち巾着はおもちが柔らかくなったらOK。その他、ソーセージなど、様子を見ながら、後入れ組の具材を寸胴鍋に加えて熱し、適切なタイミングでテーブルの鍋に移す。

ポイント

・おでんは出汁が決め手になる。今回私が参照したレシピには昆布だしと白だしを使うレシピになっていたから、それに寄せたけれど、ものによっては白だしだけでも良さそう(創味の白だしは単独でも大丈夫そうだった)。
参照:https://oceans-nadia.com/user/100063/recipe/459446#google_vignette
・具材はお察しの通り、基本的に好きなものを入れたらいい。おでんは具材ごとによく染み込むように早めに入れたり、煮崩れを避けるために後からいれるものなど、タイミングがあるようなので注意する
参照:https://www.kurashiru.com/articles/c327e206-4dce-4da9-8827-0b5ff23259a5
・今回は茹で始めるまでに約1時間で準備ができたので、書き出した手順は長いけど、実際は包丁を使うことは少なく、準備が簡単
・お出汁は最初に味を調整するけど、40分煮て、大根を食べたら味が薄く、来客10分前に慌てて白だしを加えて再調整。何事も味見が大事。
・今回は実家から届いた大量のお餅を消費したく、もち巾着を作った。手間はかかるけど、美味しかった。
・もち巾着以外は半分に切る程度の手間しかかからなかったので、材料が多いけど、案外手間は少ない
・ちくわは煮物用のものを購入したら、1.5~2倍くらいに肥大化。購入の際によく読もう。

さて、初めてのおでんは好評だったかなと思います。
おでんはいろんな具材を使うので、むしろ1人分は難しい。
大勢で食事をするようなタイミングこそ、おすすめです。

最後に、今日は長くなってしまったので聖書の引用だけ。

働く者は労苦して何の益を得るだろうか。
私は、神が人の子らに従事するようにと与えられた仕事を見た。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行うみわざの始まりから終わりまでを見極めることができない。
私は知った。人は生きている間に喜び楽しむほか、何も良いことがないのを。
また、人がみな食べたり飲んだりして、すべての労苦の中に幸せを見出すことも、神の賜物であることを。
私は、神がなさることはすべて、永遠に変わらないことを知った。それに何かを付け加えることも、それから何かを取り去ることもできない。人が神の御前(みまえ)で恐れるようになるため、神はそのようにされたのだ。
 今あることは、すでにあったこと。
 これからあることも、すでにあったこと。
 追い求められてきたことを
 神はなおも求められる。

旧約聖書 伝道者の書 3章9-15節


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