常識に囚われる系
ある日息子が「今日は疲れたんだよ」と中年のおじさんのような発言。
「最近常識に囚われる系の子が近くに居てさ…」
話の内容を聞くと、最近席替えがあり近くの席になった女の子がノートをしっかり書くように息子に言うとの事。どうやら先生以上に息子のお世話をしてくれている近くの席の女の子が面倒らしい。
息子は本当に必要だと思う事以外はノートを書かない。
書かない理由はノートを見返す事がないから。
書く必要がないという彼なりの理由。
私はその理由を受け止めている。
先生も理解してくれている。
ありがたい環境である。
しかし息子の問題相手は親でも先生でもない席が近い女の子。
「なんかわからないけど、ノートを書けってうるさいんよね。」
彼女はしっかりノートを書く派らしい。
彼はノートを書かない派。
いや、そもそもノートは書くように指導されているのに息子が勝手に自分は書かないと決めているマイルール
そのマイルールはとても自分に忠実で、必要な事のみが書かれているノート
息子が頭で覚えられないと思った事と、本当に必要だと思った事のみが書かれているノート
私は自分の学生時代を思い返す
ノートを書けと言われたから書く
書いたからといって覚えていた訳じゃない
綺麗に書く事が目的になっていた
そんな学生時代だった
自分にとって必要な事のみ書くなんて選択肢はなかった
考えた事もなかった
ノートを書く派
ノートを書かない派
そんな選択肢があるとは思ってなかった
子育てしてると思ったようにはいかない
親子でも考え方は違う
近くの席の女の子は私の学生時代のような子かな?
息子は書きたい人は書けば良い
書きたくない人に何故強要するのかがわからない
彼女にとって息子がノートを書く事に何の徳があるのかわからない
息子は先生の話を集中して聞いて脳に書き込んでいる
だからと言って全て覚える事が出来ている訳ではないけどね
ただ書くのが面倒だというのも1つの理由
彼女に迷惑なのかな?と息子
私も一緒に悩んだけど、わからなかった。
現場を見てないからね。
ポンコツ母さんです
きっと彼女は彼女なりの優しさで息子にノートを書く必要性を伝えてくれているんだろうと思う。
息子には彼女にノートをどのように活用しているのか聞いてみると良いとアドバイスしてみた。
息子にとってはノートの必要性がわからないので、必要だと思って活用できている子と関わる事で何か発見があれば良いと思う
私はノート書く派だからメリットあると思ってるけど、親の言う事なんて聞きたい年頃じゃないから私の意見はそれなりに伝える。
常識に囚われる系って何だよ?
母さん常識に囚われる系かも?
そんな事を考えた夜でした。
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