シャスタへの旅、ハーブとの出会い
不思議系の本が好きだったのは小学生の頃からでしたが、初めて本格的なスピリチュアル本を読んだのは、山川夫妻が訳されたシャーリー・マクレーンの『アウト・オン・ア・リム』でした。
以来、山川夫妻翻訳の本をいろいろ読んだり、ご夫妻のブログを読んだりするうちに、マウント・シャスタというすごい場所があるということを知ったのです。
なぜかシャスタにピンとくるものがあり、いつかぜひ行ってみたいと思うようになりました。そしてついにその夢が実現することに。
強く行きたいと願っている場所って、いつか必ず行けるものだと私は信じています。
シャスタのときもそうでした。たまたまサンフランシスコに行く流れになり、それならシャスタも!と、トントン拍子に話が決まりました。サンフランシスコから車で6時間という、かなり行きにくい場所ですし、情報も入手しにくいのですが、いろいろご縁がつながり、素敵なガイドさんにも恵まれて、念願のハートレイクにも辿り着けましたし、ネイティブアメリカンたちが出産に使っていたというプルートケイブにも訪れることができましたし、セント・ジャーメインが現れたというパンサーズメドウで瞑想することもできました。
そして、シャスタでは、その後の私の生活にけっこうな比重を占めることになるものとの出会いもありました。メディカルなハーブとの出会いです。
シャスタの街にあるオーガニックスーパーには、ハーブ製品のコーナーがありました。色とりどりの小瓶が並ぶそのコーナーで足を止め、どんなものがあるのだろうとチェックしてみました。そこでみつけたのがハーブチンキです。ハーブチンキとは、度数の高いアルコールにハーブを漬け込んだもので、そのハーブの持つ効能に応じて、さまざまな用途があります。不眠気味の私は、よい眠りが得られるチンキを購入してみました。
帰国後、さっそく夜にお湯に数滴のチンキを垂らしたものを飲んでみました。これが、ほんとうに効果ありだったのです。シャスタで育てられたハーブなので、エネルギーも強かったのかもしれません。不眠に苦しんでいた私には救いとなりました。小さな瓶だったので、あっという間に使い切ってしまい、ネット販売できないものかと製造元にメールしたもののなしのつぶて‥‥
もっと買ってくればよかった、と後悔しましたが、そうだ!自分で作ってみよう!と思いついたわけです。そして、ネットで色々調べるうちに、どうやらメディカル・ハーブについて勉強する講座があるらしいということを知り、さっそく申し込むことにしました。
講座を通して、さまざまなハーブに五感を通して触れることができ、効能だけでなく、日々の暮らしに役立てるためのクラフト作りなども体験することができ、実に楽しく有意義な学びとなりました。検定試験の勉強は思ったより大変でしたが、無事合格をもらい、晴れてハーブセラピストと名乗れるようになったわけです。
レイキの先生が、レイキにプラスアルファを加えた方が良い、というアドバイスをくださったように、レイキセッションにはぜひ個人個人に合わせたハーブを選んでティーをブレンドしたり、またお守り的に持っていていただく手作りハーブサシェなどもご提供できたら、という夢も広がりました。
もちろん使うハーブは完全無農薬に限ります。そのため、できるだけ自分で育てたハーブを使っていきたいといつも思っています。常時わが家には20種類くらいのハーブが育っていますが、今後はもっともっと種類を増やしていきたいですね
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