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我が「トーマの心臓」譚(連載No.12)-純愛信仰と信仰弾圧の中で起きた『殉教』(毎日新聞篇)
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竹橋駅直通
2023年4月28日(金) 正午辺り
撮影者 Soma Oishi
「東京国立近代美術館70周年記念展 重要文化財の秘密」を鑑賞するついでに見学に訪れました。
私はカール・マルクスの「資本論」を読んでみたことがあります。
私の実家は父親が光村図書出版の東京本社に転勤したあと朝日新聞を購読するようになりました。
それ以前は名古屋に在住していましたので中日新聞を購読していました。
何故朝日新聞であるのかは詳しく知りません。
当時の三大新聞は朝日新聞、読売新聞そして斜陽の毎日新聞と言われていました。
私は毎日新聞が経営危機に陥った詳しい経緯は存じておりません。
しかし何か不可解なものを子供の時から感じておりました。
毎日新聞が信仰の新聞社であるならその信仰に対して信仰弾圧(マウンティング)が行われたのだろうと想像が付くからです。
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mount¹ [máunt]〓
―v.t.
1 〈丘・階段などに〉登る,上がる;〈王・女王などの高位に〉上る,就く.⇨CLIMB〓:〓
2
(1)〈馬に〉乗る,背乗りする.
(2)〈人を〉馬の背に乗せる. cf. MOUNTED
3 〈軍隊・警官などに〉馬を配備する. cf. MOUNTED:〓
4 高い所に置く[据える,載せる,上げる]:〓
5 〈要塞(ようさい)・軍艦が〉〈火器を〉備える,据えつける;…に(火器などを)搭載[装備]する⦅with ...⦆;〈タイヤを〉取りつける;〈機(はた)に〉糸をかける:〓
6 〈宝石を〉〈台に〉はめる,ちりばめる;〈絵・写真を〉〈台紙に〉張る,表装する⦅on,onto,in ...⦆:〓
7 〈軍隊を〉組織する;〈攻撃・運動・調査などを〉仕掛ける,始める:〓
8 〈見張り・歩哨(ほしょう)を〉立てる,配備する;〈警備・見張りの〉勤務につく:〓
9 〈動物を〉剥製(はくせい)にする;〈骨格などを〉標本にする;〈標本・絵などを〉陳列する:〓
10 〈劇などの〉衣装や道具類を準備する;〈劇を〉上演する:〓
11 〈衣装を〉着てみせる.
12
(1)〖動物行動〗 〈雄が〉(交尾のために)〈雌に〉乗る,背乗り[マウンティング]する.
(2)⦅英俗⦆ (セックスで)〈女に〉乗る,乗っかる.
13 〖顕微鏡検査〗 〈スライドを〉検鏡用に作る;〈検鏡用標本を〉スライドに載せる.
―v.i.
1 上がる,上昇する⦅up⦆:〓
2 〈額・量が〉増す,かさむ;〈感情などが〉高まる,〈血が〉(顔に)上る⦅up⦆:〓
3 馬[自転車など]に乗る,またがる.
4 (高いところに)上がる,のぼる:〓
―n.
1 上がる[上げる]こと;(馬・自転車などに)乗ること,乗り方.
2 (馬・自転車などの)乗り物.
3 (特に競馬で)乗馬(の機会).
4 (写真などの)台紙;(宝石などの)台.
5 (木製家具・刀剣の鞘(さや)につける)飾り金具.
6 〖顕微鏡検査〗 スライド,スライドグラス.
7 〖切手収集〗
(1)=hinge n.4.
(2)(アルバムについた)透明の切手用袋.
8 (大砲などの)台.
9 〖印刷〗 (版)台:凸版を活字と同じ高さにするために裏に取りつける木または金属の台.
[1300年以前? 中期英語 mounten<古期フランス語 munter,monter<俗ラテン語 *montāre(ラテン語 mōns MOUNT² より)]
mount・a・ble
―adj.
mount・less
マウンティング〖mounting〗
多くの哺乳類の雄が交尾のときにとる、ほかのものに馬乗りになる行動。サルでは個体間の優位性を誇示するためにも行う。背乗り。
マウンティング
mounting
〈学術・心理学〉
そういった信仰弾圧(マウンティング)はカール・マルクスの資本論によって巻き起こったと言われています。
何故ならばカール・マルクスは信仰弾圧(マウンティング)を廃棄し信仰を受肉することを説いたからです。
要は「知の廃棄(doxaをバプテスマする)」において信仰弾圧(マウンティング)を廃棄し真の信仰を受肉する革命を指導したのです。
それはイエス・キリストの教えと同じでありイマヌエル・カントの啓蒙と同じあり方でした。
しかしそのような信仰は大粛清されスターリンやヒットラー、アメリカでのレッド・パージなどによって殲滅されていきました。
しかしそれは信仰弾圧による殉教のローカスと言えるものであります。
そのような殉教のローカスは奇跡を可能とするものであると言えるでしょう。
そのようなあり方は初期キリスト教の大弾圧時代と同等のあり方だと見做せます。
敬愛する柄谷行人先生は「トランスクリティーク カントとマルクス」を著しています。
私はその著書を五回ほど繰り返し読みました。
カール・マルクスの「資本論」にある象徴的一文がここにあります。
「貨幣は糞尿であるかもしれない。といっても、糞尿は貨幣ではないが。」
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原敬のカトリックとは?
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「知の廃棄(doxaをバプテスマする)」をカトリックロゴス感覚という。
そして毎日新聞社は「知の鵜呑み(doxaによるレイシズム)」を廃棄することでカトリックロゴス感覚・新聞としてメッセージを発する。
それは信仰の新聞社であるとともに信仰弾圧の対象となる新聞社でもあった。
そういった信仰弾圧のローカスは悲劇であるとともに奇跡を起こす『殉教』の在り方と見做すことができるだろう。
毎日新聞と原敬はそのシンボルと見做すことができるのです。
毎日新聞の紙面からメッセージとコミュニケーションを読み解く!
自殺事件は1989年12月18日(月曜日)に起こりました。
その詳細は新聞記事以外では分かりかねます。
何故ならば私の知人すべては一切私に話さなかったからです。
それは気遣いというより何かを暗黙に隠蔽する意図があるように感じました。
一言で評して情報遮断です。
しかし新聞というマス・コミュニケーションは時にカトリックメッセージを発します。
毎日新聞はその傾向が強く毎日新聞社社長であった平民宰相原敬(カトリック宰相原敬)ははっきりとキリスト教カトリック信徒でした。
日本国には少数派ですがキリスト教を信仰する総理大臣がいました。
しかしキリスト教を信仰する総理大臣の多数派はプロテスタントでありカトリックはその中でも少数派でしかなかった。
私が現在に於いて確認出来ているキリスト教カトリック信徒の総理大臣とは先程指摘した原敬以外で吉田茂とその孫の麻生太郎の三人となっています。
吉田茂は極右の標的となることを恐れ生涯洗礼は受けなかったらしい。
ただ吉田家の家族は皆カトリック信徒であり吉田茂自身も死後洗礼を受けたらしい。
又、麻生家は麻生太賀吉の代に皆カトリック信徒となっていた。
麻生太郎も生前にカトリックの洗礼を受けている。
カトリック 原敬、吉田茂、麻生太郎
※彼らは明確にカトリック信徒と認識されている。
※又、マリア信仰もローマ・カトリックへの信仰の特徴と言えます。
プロテスタント (?)
※総理大臣の万年有力候補・石破茂がとても有名です。
正教 (?)
※東京神田の聖堂が夏目漱石「それから」に登場する。
所属不明クリスチャン 高橋是清、片山哲、鳩山一郎、大平正芳
※これらの方々は多分カトリック信徒ではないでしょう。
※カトリック信徒の場合にはローマ・カトリックへの信仰を明確に指し示しているからです。
ではここに毎日新聞の当該記事を示し分析を開始したいと思います。
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藤の花言葉は「歓迎」「恋に酔う」「忠実な」「優しさ」「決して離れない」
当時からここに藤の花が咲いていたことを思い出しました。
藤の花の見頃は4月下旬~5月上旬とあり丁度今日は季節でした。
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千葉版の分析
記事内容
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マンション屋上から飛び降り 船橋・女子中生自殺
十八日午前八時十五分ごろ、船橋市緑台(通称・船橋グリーンハイツ)二の十一階建てマンション北側のコンクリート通路上に、制服、コート姿の女子中学生が倒れて死んでいるのを、同ハイツ管理事務所の職員(七五)が見つけ、一一〇番通報した。
船橋西署の調べによると、この女子中学生は同市内の中学二年、A子さん(一四)。同マンション北側の非常階段を登った屋上にA子さんの紺色のスクールバックがあり、バックの中から両親と友人五人にあてた遺書二通がみつかった。遺書には友人関係についての悩みが記されており、同署はA子さんがこれを苦に屋上から三一・二メートル下の通路に飛び降り自殺したらしい。
最後の一文が歪であることは理解されるでしょう。
「遺書には友人関係についての悩みが記されており、同署はA子さんがこれを苦に屋上から三一・二メートル下の通路に飛び降り自殺したらしい。
この一文は明らかに文章的におかしい。
「同署は」がおかしいのかもしれない。
見開き右側
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(見開き左側)
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自殺記事の周囲の記事
「ベートーベンの第九(第4楽章)」の記事
「親切」の記事と「七つの家」の絵
「京葉線」の記事と写真
「北原派」の記事
「船橋の火事」の記事と写真
「小さな親切」の記事
「選挙制度問題」の記事
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解析
ベートーベンの第九(第4楽章)を愛する人々
ベートーベンの第九は第4楽章にシラーの詩があり合唱が有名となっている。
確かTBS新社屋(ビックハット)の完成時にTBS社員が一堂に会しベートーベンの第九を合唱したことを私は記憶しています。
何故か永六輔が激怒して会場を飛び出していきました。
TBSのカトリック信仰が失われていくことを嘆いたのかもしれません。
TBSの企業ロゴも変更され確かに当時期のTBSはおかしくなっていましたね。
シラーの詩はイマヌエル・カントの最高善信仰(政治的最高善)の永遠平和の理念によっています。
だからベートーベンの第九(第4楽章)をこよなく愛する人がいることは理解できます。
私はベートーベンの交響曲全集を2つ持っています。
しかし本音を言いますとベートーベンの第九(第4楽章)以外は退屈です。
だから逆にベートーベンの第九(第4楽章)でいいのではないかと思うのです。
東京ディズニーランドからアンバサダーの似鳥千夏さん、ミッキーマウス、ミニーマウスが駆けつけたとあります。
ディズニーランドは千葉県立船橋旭高等学校の遠足で行きました。
ここ数十年はディズニーランドに行っていません。
収入がない今の私にとってディズニーランドは高嶺の花です。
だいく【第九】
ベートーベン作曲の交響曲第9番ニ短調の通称。1824年完成。第4楽章にシラーの詩による独唱および合唱が付いている。
シラー〖Johann Christoph Friedrich von Schiller〗
[1759~1805]ドイツの詩人・劇作家。戯曲「群盗」「たくらみと恋」などにより、シュトゥルム‐ウント‐ドラングの時代から出発。カント哲学および美学の研究を経て、ゲーテと並ぶドイツ古典主義文学の代表者となった。ほかに詩「歓喜に寄す」、歴史劇「ワレンシュタイン」「オルレアンの少女」「ウィルヘルム=テル」、論文「素朴と情感の文学」など。シルレル。
〓Friedrich Schiller 歓喜に寄せて http://a_hi_kan.tripod.com/
港にある七つの建物(神の王国の到来)及び受肉を示している。
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千葉県船橋市立高根中学校「7」(1987年3月卒業文集)
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毎日新聞は京葉線を「シルバー地に赤色ライン」とレトリックで表現している
産経新聞では京葉線を「銀地にワインレッドのライン」とレトリックで表現している。
私の感想を言わせてもらうとワインレッドは血液を想起させる。
又産経新聞は「京葉線」の記事と写真の扱いが大きい。(しかし千葉版でもエリアが変わると格段に小さくなるのが不思議である。)
このレトリックの表現の違いは検討する価値があるだろう。
北原派の記事
朝日新聞の実名報道によると自殺者の氏名は北原奈美さんです。
自殺者の名字が隣の記事にあるというのは実名報道ではないが暗示的報道であるかもしれない。
船橋の火事の写真は何のメッセージだろうか?
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この火災現場写真は信仰の火(光)を示しているように感じる。
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せんれい【洗礼】
baptisma; baptism
キリスト教で,水によって神の名(普通は三位一体の名)において原罪,自罪とそれによる罰を許し,人を神と教会の子,すなわちキリスト教徒とする⇨サクラメント。「浸す」というギリシア語 baptizōの名詞形。水を用いての清め,あるいは新生を与えるという思想は,古代東方諸宗教をはじめ旧約聖書にもみられるが,教団入信の儀式としての確立はユダヤ教への改宗者に対してなされたものによる。イエスもヨハネから洗礼を受けたが,ヨハネのものは,すべての人に要求された終末的悔い改めの洗礼であったのに対し,イエスが命じた洗礼は,罪の許しと永遠の命を得させるものとなった。イエスが復活後,弟子たちに命じたことに基づいて,洗礼は聖霊の力によって「イエスとともに死に,ともに新しい命に生きる」契機となり,復活のイエスのからだである教会の肢となることを意味する公の礼典となった。 12世紀頃までは全身を水に浸したが,今日では頭部への灌水が一般的。初代教会以来,受洗には信仰告白が前提であったが,2世紀に⇨幼児洗礼が確立。⇨バプテスト派は幼児洗礼を認めず,自覚的信仰告白に基づく浸礼を主張。
何故ならば数日前の火災事件であるのに記事と写真の扱いが特別に大きく感じる。
東武野田線の塚田駅と馬込沢駅は千葉県立船橋旭高等学校の最寄り駅でありました。
私は自転車通学でありましたが船橋駅へ行くために塚田駅を利用したことがあります。
火災現場は船橋市丸山とありここは鎌ヶ谷市内にある「飛び地」として存在しているようです。
ここには「丸山ゴルフセンター」があり私も父に連れられて行ったことがあります。
ある時プロゴルファーの丸山茂樹選手が丸山ゴルフセンターのロビーにいました。
当時ゴルフ界の若いスターだった丸山茂樹選手がこのような練習場に普通に来ていることを知って吃驚しました。
その時に私が不思議に思ったのは丸山の姓と地名の関係です。
ただの偶然かもしれません。
何かあるのかもしれません。
ちょっと私には想像できなかった。
そして後に私は拓殖大学で選択スポーツ単位のゴルフ講義を取りました。
拓殖大学の八王子キャンパスを進んでいくと奥にゴルフ練習場があります。
そこはマムシが出るという注意書きがある危険地帯でした。
そして実際に蛇の子供が出現した時に他の学生たちは狂喜して蛇を嬲り殺しにしていました。
私はマムシなら仕方がないかなと思いましたが蛇にも同情しました。
話は戻りますが鎌ヶ谷市内に飛び地として存在している船橋市丸山は船橋旭高等学校から見て馬込沢駅の先にありました。
馬込沢駅と鎌ヶ谷駅の間にあるのが船橋市丸山という鎌ヶ谷市内にある「飛び地」でした。
ここで言えることは馬込沢とは幕府の馬を管理する場所だったということです。
馬込沢の名の由来もそこから来ているようです。
私の自宅近くにも野馬土手が史跡として複数存在しています。
しかし鎌ヶ谷には文化的史跡はほとんど見当たりません。
鎌ヶ谷市郷土資料館に行っても白井市郷土資料館に行っても文化的にはほとんど痕跡がありません。
ただ鎌ヶ谷市には馬頭観音の石碑が複数箇所あります。
JRAの競馬学校が白井市にあります。
私も何度か入口の前を通ったことがあります。
JRAの騎手はここで教育を受けるようです。
そして中山競馬場が比較的近隣にあります。
馬頭観音が祭(柳田國男)だとしたらJRAは祭礼(柳田國男)だと思います。
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近所にある馬頭観音石碑です。
年代は一番古いもので大正八年とありました。
他に慈母観音などの石碑が存在しています。
史跡 野馬土手
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国指定史跡 下総小金中野牧跡(野馬土手)
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鎌ヶ谷市郷土資料館
野馬
愛はペルソナ(自然林)を立て、色欲は人誑し(人工林)を産む。
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この二枚の絵を比較すると現在の日本競馬産業のあり方がよく理解できる。
日本のスーパージョッキー武豊は武一族の一員として日本競馬界に君臨しています。
しかしそれは鎌ケ谷における野馬(自然林)ではなく明治新政府の使役馬(人工林)のことを示していた。
武一族は明治新政府の走狗であり野馬(自然林)に対する使役者だったのです。
要は野馬(自然林)を信仰弾圧する存在が武一族だった。
「鎌ケ谷市野馬追祭り」とは明治新政府の使役馬(人工林)に対して野馬(自然林)への信仰(イクトゥス)としてあるのです。
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板碑に見る信仰と崇拝
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日蓮宗の題目板碑
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阿弥陀如来の種子板碑
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鎌ヶ谷郵便局
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東京新聞看板
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白井市郷土資料館
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釈迦如来の板碑と日蓮宗の題目板碑
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釈迦如来の板碑は柳田國男が言う祭である。
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釈迦如来の板碑が目を引く。
これは聖仏陀信仰である。
祭から祭礼へ(柳田國男)
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鎌ヶ谷大仏駅から徒歩一分に位置する「露座の釈迦如来像」は柳田國男が言う祭礼である。
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生食と摺墨
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小金原
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船橋市丸山は何故鎌ヶ谷市内に「飛び地」として存在しているのでしょうか?
それは江戸初期に行われた新田開発にその謎がありました。
この辺りは武家でもなく農民でもなかったのです。
そして士農工商の何れにも属していなかった。
その中で新田開発されたエリアは文化的であるとともに身分制度において武士に次ぐ農民の身分となっていたのです。
そのことが差別化を生み、鎌ヶ谷市内に新田エリアとして船橋市丸山が存在しているのです。
しのうこうしょう【士農工商】
江戸時代の基本的な身分制度。もともとは中国古代に人民を4種に分けた名称であったが,日本では豊臣秀吉が⇨兵農分離を進めていくうえで次第に成立し,江戸幕府によって確立された。朱子学の思想に基づいて武士を最高位におき,これにあらゆる特権を付与するとともに,武士の経済的要求を満たす貢納の負担者である農民を次にもってきて,その下は職人,そして生産にたずさわらないことで商人が最下位におかれた。工商は町人とも呼ばれ,さらにその下に「⇨穢多(えた),⇨非人」が存在した。明治維新後これらの身分制度は解消したが,新たに⇨華族,⇨士族,⇨平民の身分が設定され,1914年の身分登記制廃止後も,階層意識は第2次世界大戦後の 47年の民法大改正まで存続した。
このエリアは身分制度問題(カースト制問題)とカトリックロゴス感覚の信仰の関係が非常に大きい。
又原始的段階に近いあり方として崇拝関係が「知の鵜呑み(doxaによるレイシズム)」として形成される。
そういった狂信的なカルト集団が存在していると指摘することもできる。
ただカトリックは「至高の抽象化の高み」であり、徳川時代の身分制度が産み出すカルトと信仰の問題はキリスト教の禁教の影響が大きかったと思われる。
キリスト教にはカトリックロゴス感覚が存在し身分制度と相対立するからである。
しかし狂気のカルト集団は危険な存在でありその代表は一向宗(阿弥陀如来崇拝)だったと言える。
何故ならば身分制度(知の鵜呑み)はカトリックロゴス感覚(知の廃棄)を弾圧し、その一方でカトリックロゴス感覚(知の廃棄)は身分制度(知の鵜呑み)を最高善の神のもとに降らせるからである。
それはハインリヒ・ハイネの「流刑の神々」にある通りです。
この周辺は当時私が在学していた千葉県立船橋旭高等学校に非常に近いのです。
また鎌ヶ谷市に転居予定があったのでそこにも非常に近いのです。
鎌ヶ谷市内にある「飛び地」ですから当然です。
偶然の一致が私への符号一致偶像となってカトリックロゴス感覚のメッセージを示しているように感じられます。
千葉県立船橋旭高等学校旧サイト(ほぼ休眠状態)
千葉県立船橋旭高等学校は千葉県立船橋西高等学校と統合しました。
船橋西高校の校舎によって千葉県立船橋啓明高校として新たに発足したと言われています。
私は鎌ヶ谷市の市民体育館である福太郎アリーナで船橋啓明高校の女学生を見かけたことがあります。
運動部の練習用のジャージに船橋啓明高校と名が入っていました。
後輩と言えば後輩ですが校舎が船橋西高校ですので複雑な感覚です。
見開き左側
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ちば人国記 医師編 7 秋元豊 鎌ケ谷・秋元病院長
鉄格子のない精神病院
地域社会とネットワーク作り
サヤエンドウ。すうっとスジをむくと横一列につややかな緑の豆が顔を出す。「家族みたいに見えるでしょう。ひととき保護して、また(社会へ)はじけていく。この病院のトレードマークです」
鎌ケ谷市初富の秋元病院は昭和六十一年、日本で初めて「家族病棟」を開設した。登校拒否、シンナー中毒、拒食症・・・・・・挫折した子どもたちが、家族とともに入院する。ここでは患者同士や、病院の職員もまた、家族の一員という考えに立つ。「心の病は、医者や薬だけが治すのではなく、失われた心の通い合いを取り戻すことから始まる」。それが精神科医・秋元豊(五二)の理念である。
秋元は思春期に心を病んだ経験を持っている。昭和一二年、東京都港区生まれ。細菌学者だった父は戦中に死亡し、一家は杉並区に移った。ただ一人の男子として、母菊枝(七八)と姉二人の愛情を一身に受けて育つ。秋元の膳だけ尾頭つきがのり、ズボンは女三人が交代でアイロンがけしてくれた。
「だんだん僕は男としてどう生きたらいいのか、分からなくなっていたのです」。区立宮前中時代から人と話すのが嫌になり、えたいの知れない劣等感にさいなまれた。陸上部では風を切って走っているときだけ”心の闇”を忘れられた。重苦しさは都立高へ進んでからも続いた。
片親だから就職口もないだろうと、医学部を志望するが、千葉大、東京医科歯科大と、ことごとく落ちて二浪する。一人で悶々(もんもん)とする秋元を救ったのが、古本屋で見つけた精神分析学者フロイトの書。「人間には自分でコントロールできない部分がある」。
精神医学との出会いだった。
二十七歳で岐阜県立医科大医学部を卒業、一年のインターン終了後、都内世田谷区の自衛隊中央病院に勤める。六年間、脳外科のメスをふるうが「どうしても精神科にひかれる気持ちを捨てきれなかった」。だが官僚組織では希望はかなわない。週に何回か千葉県内の民間精神病院にアルバイトに出かけ、外来診療を続けた。
高度経済成長期のひずみで、失業者が山谷にあふれていた時代。アルコール中毒がサラリーマンや主婦にも浸透し、大きな社会問題になっていた。秋元は根気強い治療を行ったが、家に返せば患者はまた酒に口をつけた。
そんなある日、酒におぼれていた四十代の患者がスッキリとした顔で診療室を訪れた。「先生、オレ酒やめたよ。”断酒会”に入ったんだ。先生も入らないか」。禁酒を勧める地域の自助グループが、いつの間にか彼を立ち直らせていたのだ。
ショックだった。「僕は医者としてどこか思い上がっていたのではないか」。血圧や肝機能のデータでは患者を説得できない。アル中を疾患としか見ていなかった失敗に気付いた。医療技術の効果は体に表れるが、地域や家族の力は心に表れる。老人の痴呆(ちほう)や子供の非行の問題も、そこに行きつくことが分かった。
五十二年、「診療所のような精神科を」と、松戸市に千葉県内で初の外来だけの東京神経科クリニックを開業する。が医師会仲間の反応は「精神科はそんな生やさしいものじゃない。第一町なかで通院させるなんて迷惑じゃないか」と冷ややかだった。
心の診療は問診に時間がかかるため、一日の外来も十人程度。団地の主婦のノイローゼが多かった。
仕事に行く夫を見送るだけの生活。子供が親離れするころ、心にぽっかり穴があく。「生活全体から見直さなきゃだめだ。内科も歯科もある国民宿舎のような病院をつくろう」。五十五年夏、秋元病院の創設である。
今、その病院に全国各地から、何かにつまずいた子どもたちがやってくる。金属バットを振り回して荒れる中学生や、受験を前にふさぎ込む高校生の気持ちが、秋元にはよく分かる。ヒステリックに病院へ引っ張ってくる母親、無関心な父親。子供を送り届けて帰ろうとする両親に秋元は言う。「息子さんを苦しめているのは、お父さん、お母さんにも問題があるんですよ」
鉄格子のない精神病院で、秋元は地域社会とのネットワーク作りに取り組む。「日本は何か問題が起こると、原因だけをとり除いて安心する風潮があります。医療も教育問題も家族の中の誰かを悪者にして失敗している。家族療法は家族全体を”輪”としてとらえるのです」。シンナー中毒を克服した青年が入院中の子供たちを激励に来たり、地域の自助グループが病院内で勉強会を開く。秋元の夢が、ゆっくりと根を張りつつある。(敬称略、つづく)
一見して秋元病院の創設者秋元豊氏の記事と選挙制度問題の記事だけである。
そして秋元病院は私が千葉県立船橋旭高等学校を卒業した直後に転居した鎌ヶ谷市に存在する。
そして偶然にもその秋元病院は私の自宅から徒歩10秒の位置にあります。
秋元病院の場所は私の引越し先と言っても過言ではありません。
薄いピンク色の一戸建てが自宅(表札が上に載っている)
奥にある白い施設が秋元病院
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(見開き右側)
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毎日新聞のカトリックロゴス感覚
ここで私は明確に毎日新聞のカトリックメッセージの存在を感じ取りました。
それはカトリックロゴス感覚のメッセージでありコミュニケーションです。
すっかり毎日新聞社の支持者となってしまいました。
ただ私は収入がないので毎日新聞を定期購読することができません。
本当は紙面版が読めるプレミアムプランに申し込みたいのです。
ただ収入がありませんから・・・残念です。
ただ毎日新聞の「御守」をメルカリで購入しました。
原敬が存命であった大正三年に発行されたメダルです。
これはカトリックの「御守」です。
カトリックロゴス感覚の護符
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