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「教育ビジネスの餌食?」にならないために考えてみませんか?!

この記事は偏差値70の高校に入学した息子を持つ母の、汗と涙の泥臭い子育ての日常を幼少期からご紹介するものです。 また子供の成長に合わせてその時々の参考にした先生方の本も紹介もしております。ご紹介する先生方の意見を参考にしつつ乗り越えてきたエピソードを面白く、時には甘酸っぱく?ほろ苦く?書けたらいいなーと思っております。
どうぞよろしくお願いします。m(__)m


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平均値って意味ありますか?


こんな記事を見つけました。

4歳から高校生の子供を持つ1000人に習い事の費用についてアンケートをとったそうです。その結果4歳〜6歳の未就学児にかかる1ヶ月の習いごと費用は10,000円程度なのに対し、高校生は25,000円と年齢が上がるにつれて少しずつ増えていくそうです。
そしてこの情報を元に平均値を出して、「全体の平均月謝は約18,900円」と書かれています。

んーーーーー😏この情報は正しいの?

「4歳〜6歳の未就学児は10,000円程度」は高い!って思うイル子ですが、ナシ寄りのアリといいましょうか、、、世の中にはあるんでしょうね。これを必要としている人が。
また習い事を1〜2つやっているそうで平均値を1、6と出しています。(4歳〜6歳なんて元気に遊んでるだけで良いのに、、、😔)

問題はその後の記述について、私は少し違和感を感じています。

確かに、子どもによってかかる費用は大きく異なるものの、高校生にとって25,000円の予算で習い事や学習塾が十分まかなえるとは考えにくいところです。
そもそも習い事や塾に関しては、親の収入にかなり比例するもので未就学児でも3万〜4万かけられている子もいるでしょうし、行っていない子もいます。
安易に平均値に振り回されないように、よく子供を観察して必要な習い事をさせてあげたいです。

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少なくとも25,000円?


先日、ニュースで見ましたが、高卒生を積極的に雇用しようとする企業が増えているようです。これにより、大学進学をやめて就職した方が良いのでは?という風が吹き始めているようです。

そうなると就職を目指す生徒の多い高校であれば、確かに学費以外の負担は少ない場合もあります。
たとえば、息子の学区の中には、就職率が95%を誇る高校もあり、企業のニーズに応じた実践的な教育が行われています。
このような環境では、必ずしも高額な塾や習い事の費用がかかるわけではありません。
しかし、大学進学を目指す高校生の場合、実際の習い事や塾の費用は50,000円から70,000円に上ることが一般的です。

たとえば、中学生が英語、数学、国語の3教科を学べる良心的な塾でも、月謝は30,000円から40,000円かかることが多く、同じ塾で高校生のクラスになるとさらに10,000円ほど上がることもあります。そう考えると、家庭では父親の収入に加え、お母さんのパート収入なども必要となり、子どもが2人いる場合はさらに負担が増えるでしょう。
この時点ですでに平均値を遥かに超えてしまっています。
私の見解では少なくとも25,000円はかかると見た方が無難だと思っています。


何度も言いますが、本当に必要?


以前から申し上げているように、私個人としては、幼い頃から図書館通いを習慣にすることで、中学生の間は塾に通わなくても基礎的な学力は十分に養えるのではと感じています。

塾が提供する「テクニック」や「特別な解法」を学ぶ価値はありますが、それが本当に必要かはケースバイケースです。
たとえば、我が家の息子も塾に通いましたが(中3の6月から2月までの9ヶ月間)、後に振り返ったときに、「行ってみて初めて得られるものはあったけど、夏期講習や秋の集中講座からでも遅くなかったかもしれない」と話していました。

また、幼少期から読書に親しむことで、吸収力や思考の幅が大きく育つと感じています。そろばんなども、単に計算力を鍛えるだけでなく、脳をトレーニングする効果があるように思います。筋トレで筋肉がつくように、そろばんで「脳の筋肉」が育ち、脳の基礎体力が養われると考えています。これがあれば、中学校3年間の塾費用をかけなくても、自分の力で勉強を進められるようになるのではないでしょうか。

教育にかかる費用は、各家庭や子どもの進路によって異なりますが、必ずしも高額な習い事が必須ではないという考えも選択肢として大切にしたいと思います。

子供二人の塾代ってコレ↑?


因みにですが


土曜日の午後にテレビを見ていた時、ある元衆議院議員が言っていました。

「皆さん、あまりにも教育ビジネスの餌食になりすぎてないか?」
これは自分の子供が通う塾代が、ご本人の子供だった時と比べると高額になりすぎていると感じて仰っているようでした。

本当にそう思います。

もちろん行かせてやれることは幸せなことだと思います。でも誰にとって幸せなんでしょう?子供が塾に通うことを望むなら子供が幸せなんでしょう。
けれども、だいたいのところ、親御さんが不安回避のために塾に行かせていることが本音であると感じています。

ユウが入学した高校には2人の友達がいました。
ユウが言うには「彼らは塾なんか行かなくても同じ結果を出したと思う。なぜなら定期テストのテスト勉強をほとんどしないから」だそうです。
一人は小学5年生から、もう一人は中学1年生から同じ塾に通っていました。それなりに勉強に対する時間の確保や知識・基礎体力は備わったと思います。
でもそれだけでは説明できない地頭力があると言うのです。

仮にユウが言っていることが本当だとしたら、彼らの親御さんが支払った数百万円は「教育ビジネスの餌食になった」と言えてしまうのでは、、、、
と思ってしまうのは私の考えすぎでしょうか?

因みに、ユウは中学2年生の頃からは自分が苦手な単元があると、その解説動画をYouTubeで探して勉強していました。学校の先生の授業より再生回数を稼ぐYouTuberの方が遥かにわかりやすく教えてくれるそうです。

そしてそれでも解らなければ、ChatGPTを使って「更に易しく解説して」とお願いすれば舌打ちすることもなく「もちろんです」と言って解説してくれるそうですよ。一度試してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m


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