noteで知った『鬱と適応障害』の違い
私は、30年前うつ病の診断を精神科で受けた。同僚や通勤途中でみる中年男性を見ると、殴りたくなり、制御できないと訴えたからである。どうして殴りたい衝動にかられるのかは説明できなかったし、自分でもわからなかった。精神科医は、10日分の安定剤をくれた。
今回、鬱々とした週末を書いて、noteの仲間が心配してコメントをくれた。また、今日のあなたにで、たくさんの抑うつ症状の方のnoteを読ませてもらった。並行して私もいろんなことをした。
日曜日の夜は、子供に気分が晴れる韓流ドラマを見たいと頼んだ。「ソンジェを背負って走れ」をつけてくれた。夜中の3時まで、5話までみたが、笑える箇所は1箇所あったが、翌朝も気は晴れなかった。
背に腹は変えられないともう戻るつもりはなかったジムに、お昼休みに行き、心拍数を上げるために、12時5分からのエクササイズに出たいから早く手続してと急かし会員になった。だけど、中に入ると大好きだった女性イントラさんが、「帰ってきたんだね」と一直線に近づいてきた時は目を見張った。手を差し伸ばし抱き寄せてくれた。あんまり好かれてないと思ってたから。彼女と最高のコンバットをして、みんな口々におかえりと言ってもらい、寂しかったよと言ってくれた。フランスに行くまで一度も話したことがなく、苦手だったHさんも、フランスどうだったって話しかけてくれた。
こんな最高の状態なのに、仕事に戻ると体温は低下した。
夜9時からのジムのダンスエクササイズにも出た。フランスにいる間は全く忘れてたけど(ごめん)、私が一番ジムの会員の中で信頼していたAさんが、泣きそうな顔で迎えてくれて、ビズしてくれた。彼女はイタリアに長くいたから、ビズは両頬にしてくれるかなって期待したけど、右だけだった。私は、初めて、ジムの人たちから好かれてたことを知った。
そして、翌朝、そう今日、note仲間のコメントや、自分の最近のnoteを読んで、私の抑うつ状態は「魔法の杖」からすでに始まっていて、ずっと胃痛がしていたが、その中で、どの事象を思い出すと一番ズキッとするか確認した。そしたら、20歳下の優秀な同僚女性が、9月30日の私の帰国祝賀会で、私が八月に一旦帰国した際提出した予算申請について、みんなの前で、あんなのダメに決まってると言い放った。その席には他部署で、このプロジェクトに協力を求めた人もいたのに。その瞬間から、私の見ている世界はみるみる色褪せ、胃の鈍痛が始まったことに気がついた。
そして、30年前、なぜ、中年男性を殴りたい衝動にかられたかもわかった気がした。みんなの前で、「ラメ(呼び捨て)は、女性の悪いところをみんな持ってると、うちの奥さん(会ったことない)が言ってた」と言い放った38歳Kや、タクシーの中で、太ももをなでたやはり38歳Sらが、他にもいろんな中年男性の言動を思い出した。それがたまって、私の心は壊れてしまったことに気がついた。
原因がわかると、少し元気になった。この問題を解決すれば、私の鬱も解消されるはず。次の申請に向けて頑張れる!
この20歳下のエリート女子も、9年前、あるプロジェクトを立ち上げようとした私に、32、3歳の分際で、私に向い、こんな無意味なプロジェクトを立ち上げ、「ラメさんは、バカなんですか?!」言い放った…。だけど、そのプロジェクトは成功し、今も続いている。
今回も、noteと仲間に助けられた。ありがとう!note!ワインさん、こもれびさん!
そして、怪我の功名か、日本のジムで嫌われてなかったことがわかって嬉しい。