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同性愛者だと言えないもどかしさ

僕は同性愛者(ゲイ)で男性のことが好きです。ですが、男性のこと全員が好きという訳ではなく、その人の性格や見た目、言動をしっかりと見てから、良いなと思って好きになることが多いです。

でも、自分から同性愛者であることを直接他人に伝えたことはありません。それで相手に嫌われることを恐れているからだと思います。(noteでは自分の想いをちゃんと伝えたいと思い、公言しています)

今はLGBTQや多様性が認められてきて以前よりも生きやすくなったと思います。これ以上のことを求めません。ですが、やっぱり偏見や差別がいまだに無くなってはいないのかなと思います。

実際に今まで友達と思っていた人から「あなたのことが好きです」と突然言われたら、戸惑うと思います。当事者として第三者として見るのでは異なるものだと、僕は思います。もちろん、告白された側には拒否権もありますし、認めない自由だってあります。ですので責める要素なんて一つもありません。でも、その正しさがときどき苦しくなります……。

これ以上の関係は結べない無力感と、恋愛対象としては見られない虚しさ。自分の存在って何なんだろうと悩むことが多くあります。相手にはもっと理想の人がいて、異性の方の方が好きなのかなって考えては、僕がもし女性だったら愛してくれたのかもしれないと現実から逃げてしまいます。

両親からも、「彼女は作らないのか?」「結婚して早く子どもみたいわ」とよく言われるのですが、僕は女性のことを好きになることが難しく、性的にも見ることが出来ません。ですので、両親の期待にもそぐわない形となってしまい、申し訳なさと自分の容姿や性格を否定するようになりました。

自分らしさが重要視される時代ですが、その自分らしさに悩まされてばかりいます。いつか現実で同性愛者だということを打ち明けて、楽になれたらなと思っています。また、同じ嗜好を持つ方と出会えたら嬉しいなっと思っています。もし同じ悩みを抱えている方や、すでに解決されている方がいましたら、コメントいただけますと励みになります。

ここまで読んでいただきありがとうございます。読者さんもどうかご無理はせずに、お身体には気をつけてくださいね。それではまた今度の記事で☕✨️

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