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あなたにとって「夏の匂い」はどんな匂いですか?ヨルシカを歌って感じたこと。

今回の記事は特に為になるようなものではなく、とにかく「共感してもらえる人がいたら、共感して欲しい!」という記事になってます。

僕がnoteを始めて一番変わったことは、言葉に敏感になったことです。
今まで何気に触れてきた言葉が、急に「これいいなぁ〜!」「こういう言葉を使いたい!」と思うことが増えました。

この間、友人とカラオケに行った時の話です。
夜21時から朝方5時まで8時間、ひたすら歌い続けました。キーの高い女性の歌は普段は、なかなか歌いませんが、8時間もあるもので、普段歌わないような歌も歌ったりします。

その中で歌っていて心にものすごく響いた歌詞があります。
その歌はヨルシカさんの「花に亡霊」です。
歌詞の一部を引用させていただいたので、みなさんも読んでみてください。

忘れないように 色褪せないように
心に響くものが全てじゃないから
言葉をもっと教えて さよならだって教えて
今も見るんだよ 夏に咲いている花に亡霊を
言葉じゃなくて時間を 時間じゃなくて心を
浅い呼吸をする 汗を拭うって夏めく
夏の匂いがする
もう忘れてしまったかな
夏の木陰に座ったまま 氷菓を口に放り込んで風を待っていた

ヨルシカ/花に亡霊

どうですか?みなさんはどう感じましたか?

この歌はNetflixアニメの「泣きたい私は猫をかぶる」というものの主題歌のようです。
僕はこのアニメを観てないので、どうゆうストーリーの歌なのかは、正直わかりません。

しかし、ストーリー抜きの状態でも、この歌詞が僕の心を熱くさせてくれます。ストーリーがわからなくても、夏の情景が目に浮かびます。

歌詞の素晴らしさを説明する語彙力を持ち合わせていませんので、稚拙な言葉になりますが。
「心に響くものが全てじゃないから」とか
「夏に咲いている花に亡霊を」とか
「言葉じゃなくて時間を 時間じゃなくて心を」
とか
「夏の匂いがする」とか
「氷菓を口に放り込んで風を待っていた」とか

めちゃくちゃ感性豊かじゃないですか!?
僕は特に「夏の匂いがする」という表現が大好きです。

カラオケで歌っていて、偉そうですが歌詞に感心して、心に響きすぎて、歌うことに集中できませんでした。

「夏の匂いがする」って生まれて感じたことなかったなぁ。どんな匂いだろう。と思いながら帰宅していました。

僕の中では
「ガリガリ君やポカリスエットの匂い」や
「体を動かした汗の匂い」は学生時代の部活帰りの「夏の匂い」ですし。
「暑い日に食べたスイカの匂い」や「友達と遊んだ海の匂い」も「夏の匂い」です。

他にも、
「おばあちゃんの家の蚊取り線香の匂い」
「運動会の時に母が作ってくれたお弁当の匂い」
「グラウンド周りにある緑々しい樹々の匂い」
も「夏の匂い」です。


思えば、僕にとって「夏の匂い」は「思い出の匂い」だした。
これからヨルシカさんの「花に亡霊」を歌うたび、聞くたびに僕は「思い出の匂い」を感じることができるようになりました。

それと同時に、「花に亡霊」の歌詞は、人の心を大きく揺さぶるような記事を僕も書けるようになりたいなと強く感じさせてくれました。


本日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
では、また次の記事でお会いしましょう。
See you〜.

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