薬膳教室行ってみた 添加物そんなに入れます?
更年期症状の体調不良やらを経験し、食生活を見直そうかなと思いまして薬膳教室なるところに行ってみた!
私は大食いでしかも甘い物も大好き。
昼食後、夕食後には必ずスイーツやパンなどを食べていたし、休みの日は何かしらをずーっと食べていた。
歯磨きをして30分も経たないうちにおやつをつまむ、ナッツは体にいいからとつまむ、干し芋は体にいいからとつまむ、餡子も体にいいからとつまむ、つまむつまむつまむ・・・つまみ過ぎじゃー!!
20代の頃から友人たちに、将来糖尿病まっしぐらと言われていた。
ただ、「添加物」に限ってはなかなか神経質で、商品を選ぶ時も原材料が書かれているラベルをじーっと見つめ、/(スラッシュ)以降の材料が何個あるのか、どのような類のものなのかを吟味している。
着色料とか甘味料などなど。
スーパーで商品片手にラベルを見つめながら微動だにせず佇む女。怖い。
その商品が欲しいお客さんからしたら迷惑この上なく、「邪魔だ、どいてくれ」と思っていることでしょう。
私は左から右から伸びてくる手をよけながら、「すみません、すみません」と申し訳なさを演じつつ、上半身をうまく動かし移動している風を装い、実は移動していないという神業を見せ吟味を続ける。(ただの迷惑な人)
そうして選ばれし物たちだけが私のカゴに入っていくのだー!(偉そう)
なるべく添加物は取りたくないのです。
ある日夫から、添加物は気にするくせに砂糖の量は気にしないのか?と言われた。
「前から言っているけれども、アンタの砂糖摂取量は尋常じゃない」とも。
前から言ってた?全然知りませんでした。
「そのしわ寄せが今来ているのでは?」と夫。
「・・・」
オーマイガー何ですと!そうかもしれない、きっとそうだわ。
ごめんよ私の細胞たち、改めます!と遅ればせながら思ったのでした。
更年期症状にいい食事とか、発酵食とか、腸活レシピとか、健康に良さげな食事療法はたくさんあって、興味をもったのが薬膳料理。
しかも近所で教室をやっていると知り行ってみることに。
料理教室に行くのは人生初。
教室は先生のご自宅で昼前に訪問、参加者は私を含め5人、20~60代の幅広い層でほっこりムードの中はじまりはじまり。
最初の座学で薬膳とはの話。
ざっくり言うと「季節のものを食べなさい」ということだった。
もっと特殊な漢方とか、謎の生物の干物とかを使ったりするのかとドキドキしていたのだけれども、食材は至ってフツー、ちょっと拍子抜け。
先生は「季節の食材は理にかなっています。夏野菜は体を冷やしてくれる食材が多いし、冬野菜は逆に温めてくれる物が多い。季節ごとの食材の効能を生かし積極的に摂ることで体を慈しみ、結果健康につながっていく、それが薬膳の考え方です」と仰った。
他にも薬膳についてや食材についてとうとうと語られる。あまりにも淀みなく話続けるので今日は座学だけだっだのか?と困惑した。
でもちゃんと始まりました薬膳教室。
料理は6品、野菜をふんだんに使っていて色とりどり。
量は少なくてもいいので様々な色の野菜を摂るようにとのこと。
その方が色んな栄養素を摂れるらしい。
ふむふむ、勉強になります。
みんなで食材を切ったり、揚げたり、巻いたり、ワイワイ楽しくやっていた時、先生が「ではドレッシングを作ります」と黒酢やらオリーブオイルやらをシャカシャカ混ぜだした。
黒酢とはさすが体にいい物使ってんなーと思ったのも束の間、「ラーメンスープの素」とでっかい字で書かれた粉をザバーっと入れた。
ためらいなくザバーっと結構な量入れた(推定大さじ2)
これ絶対添加物入ってるやつ・・・。
いいんですよ、使っても。気にしない人は気にしない。
でも健康と食生活を語っていた人があんまり使ってほしくなかったなーと。
さっきの薬膳についての熱弁は何だったのか?
その日の6品、スープ、サラダ、メイン3品+ちらし寿司、全てに「素」を使っていた。
何だか料理が台無しだわさー(泣)
「これさえ使っていれば味はいい具合におさまる!!」と先生絶賛。
確かに美味しかったけれども、「素」入れなくても美味しかったのでは。
残念な初料理教室体験だった。
帰りにスーパーでその「素」チェックしてみたら、やっぱり添加物がたくさん書かれていた。
その棚にある他の「素」商品の原材料を見てみたけれども、全ての商品に添加物が入っている。
添加物大国ニッポン!!あっぱれ!!
さて、教室で教えてもらった5品のレシピは気に入ったので夕飯も同じ物を作った。(食べ過ぎです)
もちろん「素」は不使用です!
そんな物使わなくてもめっちゃ美味でした。
料理教室はとても楽しかったし勉強にもなった。
また行きたいけど「素」使うんだろうな。
なのでもう行かないな・・・。
思い出の1ページに刻みます。
これからは糖分を減らし、色とりどりの季節野菜をふんだんに食べてやるぜ!待ってておくれ私の細胞たち~と思ったのでした。
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