自信過剰
毎朝望んでもいないのにトースターで焼かれるトーストの気持ちが分かる気がしている、
どうもKenです。
このコロナ禍で「コロナ太り」をしてしまった人もいるのではないでしょうか。私もその一人です。
私が22歳~25,6歳の頃はジム通いしていて体脂肪率は8%まで落としていた時期がありましたが、どうやら夢だったようです。現実は悲しい程に、30代のお腹ができつつあります。
私の地元は、加西市という小さな市で、そこにあるジムに通っていました。会員費は少し値が張りますが、施設はとても充実していてウェイトトレーニングマシンもプールもバスルームもサウナも色々ある上質なジムでした。
田舎なのでお爺さん、お婆さんが多い印象でした。ご高齢の方でも、運動しているだけあって皆さんパワフルでアクティブ。
ある日にバスルームで汗を流そうとすると
「バシャン、バシャン、バシャン・・・」
と音がしました。浴槽の湯の中で、段差に手をつけて腕立て伏せをしているお爺さんがいたほどにパワフルでアクティブ。
湯の浮力を最大限に利用した負荷無しの筋トレに脱帽。
そこにいるジムインストラクターの一人とは、中学校、高校とバレー部で共に汗を流した同期が働いております。その同期と、もう一人と3人で世間話をするのが日課になっていた時期がありました。
そのもう一人とは、30代後半で、お子さんもいらっしゃる美人ママ会員さんです。
とてもモテそうな方でしたが、早速アプローチが来たようです。
70代のお爺さんから。
やはりジム通いはアクティブです。
「わし、シイタケ畑やっとんねん!」
が彼の口説き文句らしいです。
数日後、ビニール袋パンパンに詰まったシイタケがやってきたらしいです。「もう私、あの人うっとおしい。こんなにいらんし、半分消費するの手伝ってくれへん?」その半分くらいの量をおすそ分けで頂きました。
こんな形の片想いもあるとは。
その次は
「わし、レモンもやっとんねん!」
そして、ビニール袋パンパンに詰めたレモンをその美人母に提供。そして、その半分を貰う私。お爺さんの愛の半分を密かに私が受け取る謎の構図ができあがっておりました。
ついには、ペアブレスレット?(数珠(じゅず))をプレゼントされたらしく、その片方も渡されそうになったので「呪われそうなので勘弁してください」と断りました(笑)
最終的に、美人会員さんの方のイヤイヤの雰囲気をやっと察したのか、お爺さんがアプローチしてこなくなったらしいです。
健康は人を元気にさせる反面、過信を生み出し、理性を失わせてしまうのでしょうか・・・。
そんな昔を思い出しながらウォーキングしております。
でも中々体重は減りません。うーん。困った。
最後に、痩せないなーと悩んでいる中、私に追い打ちをかけた店の看板をご覧ください。
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