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僕的今年の3冊【2021】

本日、2021年最終日。
今日はnoteに何を書こうか、思いを巡らせてみて、今年読んだ本の中から3冊を選んで振り返ってみることにします。

3冊。
選ぶのに迷うかな、と思いましたが、
正直、パッと頭に浮かんできました。
1冊ずつ見ていきたいと思います。

働くことの人類学

1冊目は、こちら。

noteでも感想を書きました。

「働くことの人類学」
この本は、めちゃくちゃ面白かったです。
元は人類学者の方々をゲストにしたPodcastの番組で、それを活字化したものです。
今まで知らなかった、働き方、暮らし方、生き方を知ることができました。

自分と違うこと。
それを、無関心とか干渉しないことで切り離してしまうのではなく、
出発点にすること。
大切な視点に気づくことができた1冊です。

思いがけず利他

2冊目。

中島岳志さんの「思いがけず利他」です。

主体的、という言葉。
僕は、この本を読む前と読んだ後では、違う捉え方をするようになりました。

生きていくこと。
主体的に生きていくこと。
その根底に、「感謝」という気持ちを忘れずに生きていこうと思った1冊です。

待っていても、はじまらない。

3冊目。

阿部広太郎さん「待っていても、はじまらない。ー潔く前に進め」

オンラインイベントをきっかけに、紙飛行機のお手紙と一緒に届いた1冊です。
脚本家や芸人など、様々な方と阿部さんの対談の本です。

阿部さんが話されている姿を、先日開催されたオンラインイベントで初めて見ましたが、
阿部さんって、その姿や表現する言葉からやさしさを感じます。
何を言っても受け入れてくれる。
きっと大丈夫。
そう伝えてくれているような印象があります。

阿部さんにはやさしい印象を受けるとともに、
その中にとんでもない情熱も感じます。
その情熱は、半端ないです。
「潔く前に進め」
そんな言葉を表現できるのは、そう歩んできた阿部さんだからなのかな、と思いました。

阿部さんの本の中にはやさしさと情熱がつまっています。

おわりに

3冊、パッと思い浮かんできたけれど、
よーく振り返ってみると、あれもこれも面白かったよなー、という本が他にも浮かんできます。
今年はたくさん本を読むことができました。
たくさんの素敵な本に出合うことができました。

本は、自由を与えてくれるもの。
今年の読書を振り返ってみて、そんなことを感じます。

本には、今まで知らなかった知識や歴史、考え方、価値観、表現、色んなものがつまっています。
それらを受け取ることで、世界が広がっていく。
いや、この広い世界を、まだまだ知らないことばかりの世界を、知っていく。
知ることで、自由になっていく。
そんな感じです。

自由って、
何かの束縛から逃れるとか、
制限を突破する、みたいな、そういうのも自由。
そして、自分に許可を出すこと。
これも自由なのだと思います。
広い世界を知って、自分で自分を束縛していたもの、制限していたものに自分で許可を出す。
僕にとって、そんな手助けをしてくれるものが本でした。

自由を与えてくれるもの。
それは本だけではないのかもしれません。
本を読むことも、歌をうたうことも、映画を観ることも、誰かと出会うことも、そのきっかけになってくれます。


今年出会った本、歌、映画、人、そして起こった出来事、
全てに感謝します。
ありがとうございます。



追伸
阿部さん

お手紙をいただき、本当にありがとうございます。
とてもうれしいです。

そして、阿部さんの本を、阿部さんの言葉を受け取った僕は、
きっと待っていません。

いただいた本、お手紙、大切にします。

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