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今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則

こちら読みました。

漫画「ジャイアントキリング」をケーススタディにした、ビジネスにもスポーツにも活かせる組織論、チームづくりについて書かれています。
漫画の描写が挟んであるのでイメージが湧きやすく、参考にもしやすい本だと思います。

以下、印象に残ったところを少しだけ紹介させていただきます。

「一般的」な内容の研修や、先輩社員による業務プロセスのような「やり方」の研修がほとんどを占めていれば、チームづくりの視点が全く欠けている証拠です。
「理想の共有」は、長い時間をかけてしみこむように続けていくもの。

新人研修に対する言葉です。
僕自身、「新人研修」というものを一度しか(しかも1年間あるうちの途中で退職。。笑)経験していないので、一般的なことは詳しくは分かりません。
でも、僕のそれが「やり方中心」であったように、「チームづくり」の視点をしっかりと持った研修と言うのは少ないのではないでしょうか。
もちろん、研修において「やり方」を学ぶことは大切だと思います。
しかし、それだけではやはり「チーム」をつくっていくことはできません。
本書にもあるように、「理想の共有」についての視点を盛り込むことも大切なことだと思います。
もっと言えば、「採用」の段階から「理想の共有」がオープンにできていれば「チームづくり」もスムーズに進んでいくのだと思います。
「チームにとっての理想」というもの自体が明確にされていることが少ないのかもしれませんが、これはチームにとって何をするにしても大切なものなのだと思います。
「理想の共創」「理想の共有」も時間をかけてつくり出し、しみこませていく大切なことです。

「DFは相手の攻撃防ぐのが仕事。FWはゴール狙うのが仕事。それは最低限の役割…役割をおろそかにしてたらゲームは成り立たない。
でも、組織として差が出るのは、個々がどれだけ役割以上のことが出来るかだよ」

「私の仕事はここからここまで。」
そういう姿勢で仕事をしてる方。
それはある意味プロフェッショナルなのかもしれません。
でも、もう少しだけ視野を広げて全体を見てみたら、単純に仕事がもっと楽しくなりそうです。

自分がやっている仕事の「繋がり」が見えてくる。

「相手が求めているもの」という視点を持って仕事に取り組むことができる。

自分の仕事の「繋がり」が感じられるようになる。

こんな素敵なループが生まれてくるように思います。
自分の役割を認識したうえで、「チーム全体を見る」ことも大切にしたいです。


他にもたくさんの「チームづくり」に関するヒントがつまっています!
ご興味のある方はぜひ読んでみてください!

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