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銭湯サウナの極み〜ひだまりの泉 萩の湯〜【サウナリーマン日記第57話】

オリエンタルにSHIZUKUに北欧に
寿湯……。

魅力的なサウナ施設が溢れる
上野に夢中になりすぎて、
すっかり行く機会を失っていた。

Twitterのサウナ仲間が、
いつも早朝からやっているこのサウナ
施設の素晴らしさを発信していた。

繰り返しツイートを見ているうちに
行きたくて仕方なくなった。

上野から一駅。
鶯谷駅からのディープな街を
抜けると、ビル型の銭湯が見える。

階段を上がった受付の横に
すぐ食事処があり、家族連れで
賑わっていた。
雰囲気はスーパー銭湯となんら
変わらない。

料金を払い、
サウナキーを受け取り
3階の大浴場へ。
土日祝料金のタオル付きで870円。

全体的に施設が非常に
きれいで快適だ。

さっそく飛び出すとその広さに
驚く。さすが都内最大級と呼ばれる
だけある。

なかでも外気浴スペースにもなる
露天風呂はどこか温泉旅館に
来たみたいだ。

公式ホームページより

土曜の夕方ということもあり、
人が溢れていた。
松本湯のように特に入場者数の
制限はかけていないのかもしれない。

浴槽もカランも人だらけ。
もちろん黙浴の掲示はあるが、
小さな子どもも多く、いい意味で賑やか。

全体的にとにかくスペースが
広いので、こんな光景のほうが違和感を
覚えないくらいである。

そしてお待ちかねのサウナ。
3段構えの34,5人は入るであろう
こちらも大きなスペース。
ここが常に男たちがところ狭しと
肩を並べあっていた。

公式ホームページより

浴場の賑やかさとは打って変わって
黙ってそれぞれの世界に入っている。
いろいろあって秩序ができたのだろう。

しゃべりながら入ってきた明らかな
一見の若者達もすぐに押し黙るほどの
空気がそこにはあった。

テレビの音がやや大きいからなのか、
温度の割に滞在時間が長くなる傾向
があり、箱の大きさの割には回転率は
やや緩やかな印象。

ただこんな大人数でしかもこんなに
静かにサウナ室にいるのは
はじめて。
この緊張感なんか好きだな。

水風呂はここも人が多く
カオス感あり。
たくさん人が入るのでややぬるめの印象。

公式ホームページより

ほかの湯船にもじっくり浸るつもりでした。
ただお猿さん達が温泉に夢中になっている
レベルの人口密度だったため、
次回のお楽しみに取っておくことに。

あくまでイメージです(笑)

さて脱衣所へ出て、
ドライヤーを使わせていただく。
あら20円課金がなく、
フリーに使えるようになっていた。
これは銭湯サウナでは極めて珍しい。
ありがたい。

2階に降りてレストランスペースへ。
軽く一杯やりたかった。
券売機でホッピー購入。
なんと400円。

中のおかわりは210円だったかな

立ち飲み屋だとこれにおつまみを
必然的に選ぼうとするのだが、
ドリンクだけでも気兼ねなく
過ごせるのがいいな。

近所にあったら通ってしまうな。

隣に座っていた若い女性がひとりで
角ハイボールに煮込みで楽しんでいて
なんか嬉しくなった。

男性専用が多い、本格サウナ施設の
中でここまでリーズナブルに女性も
楽しめる場所は貴重である。
なんかそう思う。

銭湯サウナで考えられる
極大がここにある。
まさに巨匠。

ありがとう。

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