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【古本屋日報】氷河期を生き残る野生

毎日本をタダで配っている古本屋です。色々な本(たまにDVDやCDも)を出しているのでよかったらチェックしてみてください。


この記事は古本屋が日々の出来事、つぶやきや感じたことなどをまとめる日記的コンテンツですが、さりげなく話題に関連した本をスッと差し出し売りつけようとするので、よかったらご検討ください。

2022/3/3

2つの顔を持つ都市

やってみた↓

京都市。世界的な観光都市という華やかな面を持つ一方、景観保全の為ただでさえ高層マンションが少ないのに宿泊施設確保優先、且つ学生が多いので納税者が少なく、また寺社は固定資産税も非課税の為、慢性的な財政赤字で破綻の危機にあるという二面性を持つ。

文字数制限で端折って結構苦しい箇所あるな。


氷河期を生き残る野生

前世代の価値観を疑問持たずにそのまま受け継ぐと20年間も職探すハメになる。
「俺の居場所はここじゃない!」ってやつで、そりゃ時代の問題じゃなくそいつ自身の問題。
てか、20年間も職探すんだったら起業すりゃいい。
レヴィ=ストロースが言うところの野生の思考を完全に失っている。

子どもが吐いちゃった時にどうしたらいいか分からず思考も動きも停止してしまう人に似てる。
手を動かさなければ状況は改善しない。
つまり、今までとは異なる挙動が求められるのに同じ挙動をし続けてしまう人。
しかもこういうことは大抵の場合、放置すればするほど状況は悪化する。

学歴社会に最適化された能力を「頭が良い」と定義するのであれば、人生をサバイブするにはそれ以外に「状況の変化に応じて挙動を瞬時に切り替える俊敏さ」も必要になる。
「頭が良い」だけでは全然足りない。
そんなことはヒト以外の大抵の生物は知っていることだろう。

ギャンブルを否定する割には関係ないパラメータ全部捨てて学歴社会最適化に全振りする脆い生き方する人って結構いるのな。
個人的には学歴社会は早々に見切りつけたのでw若い頃は身近にそういう人あまりいなかったけど、ちょっと違うフィールドに来ると割とそんな人が多い印象。

まさにこういうことよな。


暴力装置の多様性

ロシアウクライナについて、本邦でもそのことについて激しく言い合いしているのを見るにつけ「戦争反対」が虚しくなるし、必要なのは法であり、法を裏付ける力だな、と。
ヴェーバーはそれを暴力装置と表現したわけだが、我々が考えていかなければならないのは装置の多様性だろう。

ヴェーバーの言う暴力の独占とは、文字通り国家が国民から暴力を取り上げ独占することだが、今回の円滑な経済制裁を見ると、繋がりが強固な社会では対象を孤立させ無力化させることもある意味暴力であり、目指す方向は社会を強固にし装置を多様化していくことだと思うし、実際その方向に向かっている。

このようにテクノロジーを軽視していては国民国家を真摯に考えることはできないし、ましてや「戦争反対」はアクセサリーにもならない。
「戦争反対」をパチモンにするのか、本物のブランドにするのか。
結局、勉強にかかってるんだと思うよ。


ツァーリボンバ映像を公開した意味

ツァーリボンバは実戦向きではないことから実験で使用されたもののみで現存はしていないという。
このツイートした後、ロシアがツァーリボンバの爆発映像を公開しているんだが、それを公開した意味も今になってみると分かる気がする。


公共空間水回りのミニマライズ

新しめの飲食店の手洗いシンクが軒並み小さいのもそっちの都合でユーザビリティとか無視してんだよな。
掃除しやすいとかなんだろうけど、だったらもう壁直でええやろ。


ヤンキー気質に嫌悪を抱く匿名オタク

橋下氏みたいな考え方も当然ある考えだし、立場で異なる考えがあるのもわかる。
ただ、橋下氏のツイートに湧いてる大量のクソリプ見ると、この期に及んでも匿名で正体隠し続け、読解力も壊滅的なイキりオタクばっかだな。
やっぱりああいうヤンキー気質にオタクは嫌悪感抱くんだろう。


【買った本】ルールの世界史

ルールの世界史 (日本経済新聞出版) 伊藤毅

ルールを知れば、ビジネスがわかる
歴史を知れば、ルールの見方が変わる!
最強のコミュニケーションツール=「ルール」の意外な秘密に迫る、知的エンタテインメント!
争いを解決する。ゲームを面白くする。ビジネスを円滑に進める――
われわれの周りには、様々な「ルール」が存在する。
ルールは、誰かがそれを定め、運用していくことで変わり、時代にそぐわなくなると消える、というライフサイクルを経る。
本書は、そうしたルールの興亡の歴史を知ることで、その本質を理解し、いまのビジネスにどのように影響しているのかを読み解くビジネスエンタテインメント本である。

このポイント還元キャンペーンで追加購入。こないだ出たばっかで気になってた本。これもポイント50%還元。1980円


イシューを見失うイデオロギー

コロナ禍でも同じようなムーブを見る。
枝葉のようなイデオロギーに囚われ、どんどん脇道に逸れていってしまう。
出口戦略とかゴール設定はそうならない為に必要。


【入荷品から】踊る熊たち:冷戦後の体制転換にもがく人々

踊る熊たち:冷戦後の体制転換にもがく人々 ヴィトルト・シャブウォフスキ 2021年

ブルガリアに伝わる「踊る熊」の伝統の終焉と、ソ連崩壊後の旧共産主義諸国の人々の声。ポーランドの気鋭による異色のルポルタージュ。
自由とは新たな挑戦だ


【読んだ本】日本の地政学 日本が戦勝国になる方法


その他の気になったニュース、記事、ツイートなど

核兵器をチラつかせるロシア


プーチンに1億円の懸賞金


医療逼迫の主因はプライマルケア医不足


安定期が永遠に続くという勘違い


ウクライナの状況


北京パラ、ロシア・ベラルーシ除外


都合の良い自国意識


マスクをやめたアメリカ


ドイツ、ウクライナ難民全員受け入れ


超強硬姿勢のプーチン@マクロンとの会談


現在のコロナ(オミクロン)とインフルエンザの致死率比較


古本屋からは以上です

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