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【古本屋日報】戦争もエンタメとして消費するフィクションの世界
毎日本をタダで配っている古本屋です。色々な本(たまにDVDやCDも)を出しているのでよかったらチェックしてみてください。
この記事は古本屋が日々の出来事、つぶやきや感じたことなどをまとめる日記的コンテンツですが、さりげなく話題に関連した本をスッと差し出し売りつけようとするので、よかったらご検討ください。
2022/2/27
コロナの終焉を決めるのはヒト
半年前に南米の某国に住んでいた友人が『こっちでは政府の方針でコロナ終わったことになってるんで、コロナ終わったんですよ』と話していた感覚が今わかった。マジでウクライナ問題でコロナの話題消えた。話題にしなければ、毎年亡くなる高齢者130万人の、ほんの一部でしかないのだ。普通の病気の一つ
— ベーコン|オカメ教 (科学と霊感) (@allergen126) February 26, 2022
飯の種にしてた連中が「忘れてはならない」とか言いそう。
プーチンが今仕掛けてきた意図
ネットの巨人達もバグり始めているところを見るとプーチンがこのタイミングで仕掛けてきた戦略的意図もわかる気がする。
泣きっ面に蜂が飛んできた時、ヒトは精神的にも脆弱になる。
そうでなくても今世界は非常にデマを掴まされやすくなっている。
戦争もエンタメとして消費するフィクションの世界
紙の本と電子書籍を合わせたコミックの昨年の推定販売金額が2年連続で過去最高を更新したことが25日、出版科学研究所の調べで分かった。国内の出版市場全体に占めるコミックのシェアは初めて4割を超えた。
日々目にするものはどんどんフィクションになっていく。
誰かの脳内で生きているかのように。
物語しか理解できなくなり、プロパガンダには抵抗できなくなっていく。
本当に死ぬリスクだけで換算すると、戦場の兵士より、出産する妊婦よりも、バイク便の兄ちゃんの方が遥かに危険だったりするんだよな。あと命綱付けずに高所で作業きてる鳶職の兄ちゃん。しかし、彼らに対しては、命懸けという社会コンセサスがない気がする。なんでやろね。
— ベーコン|オカメ教 (科学と霊感) (@allergen126) February 27, 2022
戦争で失われる命への注目が集まりやすいのも世に蔓延するフィクションによる影響が大きいだろう。
戦前戦中とアメリカもソ連も自己正当化のため戦争プロパガンダ映画を量産した。
そのミームが脈々と受け継がれている。
今でも戦争映画が多いのはプロットが豊富にあり、市場規模も大きいからだろう。
一介の古本屋の視点だが、漫画以外でも受給ともにフィクションへの偏りはバランスを欠いているように見えるし、その中でも戦記ものの割合はそれなりに高い。
バイク便配達員や高所作業員を描いた物語はあるかもしれんが、俺は知らない。
ウクライナでの戦争については二極化した現象が見られる。テレビは離れた土地での事象に関し距離をとり、核戦争の危険さえあるのに正常化バイアスが働いてしまう。Twitterにはフェイクニュースから素人が火炎瓶で対抗するハウツーまでが出回り、観客によってヒロイズムや犠牲が「消費」されている。
— 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) February 27, 2022
フィクションにばかり浸ることの危険性は当事者意識を失い「観客」になってしまうことにもある。
「観客」の側に立つことに慣れると製作現場、即ち「コスト」に思考を巡らすこともなくなる。
予想通りのマンボウ再延長
やっぱりな。
何だかよくわからないで始めたから、終わらせることができない。
飲食店も協力金でシャブ漬けにされてるようなもんだろ。
感染症法「コロナは新分類に」岸田氏、ネット意見回答https://t.co/TXscuOSyKX
— ホリー@本をタダで配る古本屋 (@HOLLIE) January 24, 2022
「2類から5類に緩めてしまうと、またきつくしていくのは簡単にできなくなる」
この思考パターンだとマンボウもまた延長になるんじゃないか
「戦争反対」の白々しさ
いま日本で戦争反対と言っても白々しく聞こえるのは9条で国際社会に守ってもらわなきゃならんのに鎖国支持して国際社会からの評価とか考えてもいないからなんだよな。
つまり、戦争反対を支えるロジックが完全に抜け落ちているんだよ。
主張を裏付けるのはロジックと覚悟。
いずれもない主張は泡のように消えるだけ。
【買った本】ニュースの未来
Kindle日替わりセールにて。399円
ニュースの未来 (光文社新書) 石戸 諭
![](https://assets.st-note.com/img/1646281350052-ukNLGAToQK.jpg)
新聞は若い世代に読まれず、テレビは視聴者離れを憂い、綺羅星のようなライターを生み出してきたいくつもの雑誌の休刊が相次いでいる。ニュースはコストがかかる、という理由で十分な取材費を出せず、ニュースを巡る環境は悪くなっていくばかり……と誰もが思っているなか、本当に希望はないのか。これらのメディアの未来とは? ネットメディアの功罪を踏まえながら、気鋭のノンフィクションライターがニュースの本質を問う。
最近ニュースやTwitterでもよく見かける方だが著書は読んだことなかったので。
ビジョンの無いツギハギだらけの異形な理論
結末を想定せずウクライナを応援したり、コロナで右往左往するのも結局世界観を描けているかどうかなんだよな。
行動原理も無く目の前に提示されたものに対して場当たり的にジャッジし続けるようなことをしていると論理の一貫性が保たれなくなり、自己正当化も苦しいツギハギだらけの異形な理論が出来上がる。
【気になる本】我々はアノニマス
我々はアノニマス 天才ハッカー集団の正体とサイバー攻撃の内幕
![](https://assets.st-note.com/img/1646282079804-KEuEV3QD7G.jpg?width=1200)
アノニマスとは直訳すると「匿名」「名無し」の意味。だが今や、言わずと知れたハッカー集団をさす不気味な固有名詞だ。
世界に脅威を与えた神出鬼没のアノニマス。彼らはいったい何者なのか?
フォーブス誌のロンドン支局長を務める気鋭のジャーナリストが、アノニマスの首謀メンバーを直接取材。謎の集団の核心に迫った!
2012年に刊行されるや、「アノニマスの等身大の姿を白日の下にさらした」と一大センセーションを巻き起こす。話題の書、ついに邦訳!
監修は、元ライブドア社長、ホリエモンこと堀江貴文氏。
「アノニマスはネット社会のヤバい奴ら。でも最高の可能性感じるね」
国際ハッカー集団「アノニマス」は26日、ロシア政府サイトに対しサイバー攻撃を行っているとツイッターに投稿した。ロシアによるウクライナ侵攻に抗議し「プーチン(大統領)による監視から解放され、ロシア国民に情報を伝えられるよう活動している」と主張しており、今後も攻撃を続ける構えだ。
JUST IN: #Russian state TV channels have been hacked by #Anonymous to broadcast the truth about what happens in #Ukraine. #OpRussia #OpKremlin #FckPutin #StandWithUkriane pic.twitter.com/vBq8pQnjPc
— Anonymous TV 🇺🇦 (@YourAnonTV) February 26, 2022
【読んだ本】世界はシステムで動く / 実力も運のうち 能力主義は正義か?
その他の気になったニュース、記事、ツイートなど
新しいカーペットでキマる犬
新しいカーペットを購入した結果、見たことない動きをし始めたワンコ pic.twitter.com/lUhsUAdB7n
— 最多情報局 (@tyomateee) February 23, 2022
同業にも心配される小説家
正直に言うと。
— 🍄画像診断医k🐾屋代香絵🍄 (@AdultSpotDiffer) February 25, 2022
彼の雑さと最近の暴走を心配してる医療職は多いんだよ。
士気の低いロシア兵
空挺兵捕虜が「訓練だと思った」と証言した件だが、ハリコフでも地上軍捕虜が同様のことを述べている。https://t.co/rK4r92FBnK pic.twitter.com/9fbJvdR4Ld
— Ховтолив-хуёвтолив (@SeloEniseiskoe) February 26, 2022
ロシア軍、次々と武器を捨て投降、「ウクライナと戦争する気はない。敵はモスクワにあり」 https://t.co/lzNYYSc6ZX
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) February 26, 2022
プーチンの懸念はNATOの東方拡大ではなくウクライナで民主政治が成功すること
「NATOの東方拡大がプーチンを刺激した」という都市伝説がいつまでも繰り返されるが、そういう人は2000年にロンドンをおとずれたプーチンが「いつかロシアもNATOに加盟したい」とインタビューで言ったことを知ってるのかな。https://t.co/MxpGHYrCuc
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2022
プーチン「ロシアはヨーロッパ文化の一部であり、私は自分の国をヨーロッパから孤立しているとは考えていません。 したがって、NATOを敵として想像するのはむずかしい」
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2022
コレは、実に面白い事実ですが、20年も経てば人間変わる部分もある。いろいろと読む限り、首相を挟んで2回めの大統領になってから、プーチンは変わってしまったという印象。 https://t.co/GGwV4ezrxh
— 田端 塾長/YouTube登録10万人達成カウントダウン (@tabbata) February 26, 2022
それも誤解で、プーチンの恐れているのはNATOの拡大ではなく、ウクライナで民主政治が成功すること。https://t.co/7FvjhQEdeN https://t.co/hpjsKLgQo4
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2022
この問題はシンプルで、国際紛争は侵略した国が100%悪い。侵略する側にも理屈はあるだろうが、そんな言い訳は聞かない。それが100年前の不戦条約からのルール。「NATO加盟を言い出したウクライナも悪い」などという人は、殺人事件で「殺された人も悪い」というようなもの。
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2022
マスコミでは「NATOもウクライナも悪い」みたいなことをいう評論家が意外に多い。これはマスコミが状況がわからないときは佐藤優みたいな工作員を使って、両論併記で保険をかけたんだろうが、侵略と断定したのだから両論併記はやめるべきだ。
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2022
日本でソーラー発電が難しい理由
コレが日本でソーラー発電をするという現実。 pic.twitter.com/fXA8Q1gwcW
— ねこ爺@10style福島 (@kuro_toro_cat) February 26, 2022
15万人超がウクライナからポーランドへ避難
ウクライナから避難 15万人超がポーランドへ #nhk_news https://t.co/dKjYraatkS
— NHKニュース (@nhk_news) February 26, 2022
ウクライナ戦争で浮き彫りになった発熱外来拒否する開業医の卑怯さ
命がけで戦うウクライナの男たちを見ていると、ワクチンも先行摂取しているし、致死率0.1%以下なのに発熱外来拒否しとる日本の開業医たちは、マジであかんなと思う。
— ベーコン|オカメ教 (科学と霊感) (@allergen126) February 26, 2022
日本は戦争になっても医療が受け入れ拒否するのではないか。受け入れを交渉材料にして医師会が国から金を引き出す流れになるだろう。
ロシアへのエネルギー依存を懸念したトランプ
トランプは2017年のNATO会議で、「我々はドイツを守っているのに、ドイツはロシアに支配されている」と、欧州のロシアへのエネルギー依存を厳しく批判した。
— 🇺🇸Blah (@yousayblah) February 25, 2022
懸念は現実となり、ウクライナ侵攻に対するロシアへの経済制裁は欧州各国の首を絞めかねないとして、まるで無意味な緩い規制に留まっている。 pic.twitter.com/GWu28sLauV
ドイツ政権に巣食うロシア工作員
ドイツの政権には、昔から工作員がたくさん入っている。有名なのはブラント首相の事件だが、90年代に東独から流れ込んできた人々は(メルケルを含めて)ロシアの工作員みたいなもの。 https://t.co/edT1i0sAS1
— 池田信夫 (@ikedanob) February 26, 2022
スウェーデン、フィンランドへの牽制
プーチン大統領 『スウェーデンとフィンランドも攻める』 https://t.co/WINTJ9nlxq
— ツイッター速報〜BreakingNews (@tweetsoku1) February 26, 2022
ウクライナの状況
ウクライナが侵攻された当日に結婚した若き夫婦、既にAK-47を手に取り共に覚悟を決めている。
— 🇺🇸Blah (@yousayblah) February 26, 2022
21歳と24歳。 pic.twitter.com/pzNpaBoqcd
#ウクライナ 政府によるとこの攻撃による死者はいなかったという。 pic.twitter.com/Z2anHpJ4av
— ロイター (@ReutersJapan) February 27, 2022
ロシアが考える「人的損失」
!!!閲覧注意!!!
— ナザレンコ・アンドリー🇺🇦🤝🇯🇵 (@nippon_ukuraina) February 26, 2022
ロシア防衛省の報道官が昨日、「ロシア軍に人的損失なし」と発表。これらのロシア兵士らを人扱いしていないという理解でいいのだろうか? pic.twitter.com/ZUHQmDml16
科学の限界を知らない人達
科学の限界を知らない人とは議論にならない。科学的に証明できないことは山ほどというか、ほとんどです。
— Takayuki Miyazawa (@takavet1) February 26, 2022
外交を単純化する幼稚なマスコミ
外交の様な複雑な駆け引きをこの様に単純化して捉えてしまうのが日本のマスコミ関係者の特徴。世の中は江川氏が考えているほど単純ではない。重要なのはこういう単純化を無視すること。再エネ→環境にいい!とかワクチン→健康!とかいう単純で薄っぺらい考えはカモにシグナルで詐欺師のエサになる。 https://t.co/rcOToVogsS
— ITOH Tamitake (@silver_plasmon1) February 26, 2022
この場合だとインド→仲間!という単純なレッテル貼り。複雑な安全保障の環境では状況によって敵であったり味方であったり味方のフリをした敵だったりその逆だったり複雑に変化する。こういう複雑な認識は脳の負担になるので人々は単純化を求める。そういう人々の嗜好に合わせているのがマスコミの営み
— ITOH Tamitake (@silver_plasmon1) February 26, 2022
当たり前だけど、大事なのは何か対象にレッテルを貼ってそのレッテルの正誤善悪の議論を戦わせて勝つことではなくて単純に「勝って生存し続けること」だ。マスコミはレッテル張りと正誤善悪の議論の世界なので娯楽にはいいと思うが、それ以外の大事なところでは無視すべき存在だろう。
— ITOH Tamitake (@silver_plasmon1) February 26, 2022
ドイツ、慎重姿勢を転換しウクライナに兵器供与
【方針転換】ドイツ、ウクライナに兵器供与へhttps://t.co/XEkexvL5Sk
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 26, 2022
対戦車ロケットや携行式地対空ミサイル「スティンガー」などの兵器を供与する。第2次大戦での加害への反省から兵器輸出を避けてきたが大きく方針を転換。ショルツ首相は「プーチンの侵略軍」に対抗するための支援は責務と強調。
本当に必要なのは犯人探しではなく問題解決であり原因究明
世界はとてもウクライナに同情的だし、私もそうだ。
— 山中俊治 Shunji Yamanaka (@Yam_eye) February 26, 2022
しかし、私の中の何かが警告する。
戦争をなくしたいという願うなら、誰かを悪のように決めつけることは避けなければならないのではないかと…
正論だが自分の番では言わない
安倍さんが「核シェアリング」に言及したのは注目されます。「タブーにしないで議論すべきだ」というのはその通りですが、なぜ自分が首相のとき議論しなかったんでしょうか。 https://t.co/QelnhwJeiR
— 池田信夫 (@ikedanob) February 27, 2022
ウクライナ、国外から志願募集
ウクライナ、外国人部隊編成へ 国外から志願募集(ロイター)
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 27, 2022
ゼレンスキー大統領「これが、あなたがたのわが国への支持の重要な証になる」と述べた。
➡︎私はウクライナとともにある!ウクライナは徹底抗戦せよ!と言っていた者はウクライナに行って戦え。 https://t.co/MPC7mXdXKa
日本国内でウクライナの国旗を掲げて集まってもクソの役にも立たない。ウクライナとともにあると威勢よく言っていた国会議員は直ちにウクライナに行って戦え。それが本当に日本人を守るのか口だけなのかのリトマス試験紙。おそらく日本の国会議員のほとんどは行かないだろう。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 27, 2022
俺はウクライナに行く勇気はない。だからロシアに譲歩することになろうがNATOの指導者に政治的妥結を求める。もちろん今後のロシアの暴挙には国連憲章51条の集団的自衛権の行使が前提。ウクライナを支援する日本政府はウクライナに行く日本人の渡航費用を予算化せよ。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 27, 2022
威勢のいいことを言う資格がある者は志願兵になる者だけだ。志願兵になれないのならNATOの指導者に政治的妥結を促せ。日本の国会議員は何人が志願兵になるのだろうか。
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) February 27, 2022
士気の高いウクライナ
ウクライナ征服「不可能」 住民は命捨てる覚悟―キエフ在住NGO代表
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) February 26, 2022
長期的に見れば、この戦争でロシアは負ける。軍事対立の行方を左右する主な要素は、経済・軍事力や人口ではなく、心理的なものだ。国民が自分たちの大義のために命を捨てる覚悟があるのなら…
続きは⇒https://t.co/QdGlS4aKq3 pic.twitter.com/y50GWF8OzP
古本屋からは以上です