【古本屋日報】戦争もエンタメとして消費するフィクションの世界
毎日本をタダで配っている古本屋です。色々な本(たまにDVDやCDも)を出しているのでよかったらチェックしてみてください。
この記事は古本屋が日々の出来事、つぶやきや感じたことなどをまとめる日記的コンテンツですが、さりげなく話題に関連した本をスッと差し出し売りつけようとするので、よかったらご検討ください。
2022/2/27
コロナの終焉を決めるのはヒト
飯の種にしてた連中が「忘れてはならない」とか言いそう。
プーチンが今仕掛けてきた意図
ネットの巨人達もバグり始めているところを見るとプーチンがこのタイミングで仕掛けてきた戦略的意図もわかる気がする。
泣きっ面に蜂が飛んできた時、ヒトは精神的にも脆弱になる。
そうでなくても今世界は非常にデマを掴まされやすくなっている。
戦争もエンタメとして消費するフィクションの世界
日々目にするものはどんどんフィクションになっていく。
誰かの脳内で生きているかのように。
物語しか理解できなくなり、プロパガンダには抵抗できなくなっていく。
戦争で失われる命への注目が集まりやすいのも世に蔓延するフィクションによる影響が大きいだろう。
戦前戦中とアメリカもソ連も自己正当化のため戦争プロパガンダ映画を量産した。
そのミームが脈々と受け継がれている。
今でも戦争映画が多いのはプロットが豊富にあり、市場規模も大きいからだろう。
一介の古本屋の視点だが、漫画以外でも受給ともにフィクションへの偏りはバランスを欠いているように見えるし、その中でも戦記ものの割合はそれなりに高い。
バイク便配達員や高所作業員を描いた物語はあるかもしれんが、俺は知らない。
フィクションにばかり浸ることの危険性は当事者意識を失い「観客」になってしまうことにもある。
「観客」の側に立つことに慣れると製作現場、即ち「コスト」に思考を巡らすこともなくなる。
予想通りのマンボウ再延長
やっぱりな。
何だかよくわからないで始めたから、終わらせることができない。
飲食店も協力金でシャブ漬けにされてるようなもんだろ。
「戦争反対」の白々しさ
いま日本で戦争反対と言っても白々しく聞こえるのは9条で国際社会に守ってもらわなきゃならんのに鎖国支持して国際社会からの評価とか考えてもいないからなんだよな。
つまり、戦争反対を支えるロジックが完全に抜け落ちているんだよ。
主張を裏付けるのはロジックと覚悟。
いずれもない主張は泡のように消えるだけ。
【買った本】ニュースの未来
Kindle日替わりセールにて。399円
ニュースの未来 (光文社新書) 石戸 諭
最近ニュースやTwitterでもよく見かける方だが著書は読んだことなかったので。
ビジョンの無いツギハギだらけの異形な理論
結末を想定せずウクライナを応援したり、コロナで右往左往するのも結局世界観を描けているかどうかなんだよな。
行動原理も無く目の前に提示されたものに対して場当たり的にジャッジし続けるようなことをしていると論理の一貫性が保たれなくなり、自己正当化も苦しいツギハギだらけの異形な理論が出来上がる。
【気になる本】我々はアノニマス
我々はアノニマス 天才ハッカー集団の正体とサイバー攻撃の内幕
【読んだ本】世界はシステムで動く / 実力も運のうち 能力主義は正義か?
その他の気になったニュース、記事、ツイートなど
新しいカーペットでキマる犬
同業にも心配される小説家
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プーチンの懸念はNATOの東方拡大ではなくウクライナで民主政治が成功すること
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15万人超がウクライナからポーランドへ避難
ウクライナ戦争で浮き彫りになった発熱外来拒否する開業医の卑怯さ
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スウェーデン、フィンランドへの牽制
ウクライナの状況
ロシアが考える「人的損失」
科学の限界を知らない人達
外交を単純化する幼稚なマスコミ
ドイツ、慎重姿勢を転換しウクライナに兵器供与
本当に必要なのは犯人探しではなく問題解決であり原因究明
正論だが自分の番では言わない
ウクライナ、国外から志願募集
士気の高いウクライナ
古本屋からは以上です