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【あなたを不幸にする思考】《原因他人論》人のせいにしてしまってませんか?80日目
東京は春らしい陽気がだいぶ強まってきましたね。
昨日はプロ野球も開幕し、新年度も間もなく開始!という雰囲気にもなってきましたので、今回は、皆さんが新年度のスタートを良い形で迎えられるようなお話をしますね。
不幸にする思考というタイトルではありますが、改善案も書きますので、そちらもご参照ください。
あなたを不幸にする思考:原因他人論
何かトラブルや、問題が生じた際に
「○○のせいでこうなってしまった!」
と、ついつい考えてしまう事はありませんか?
これこそが原因他人論の考え方です。
原因他人論のどこが悪いの?と思われるかたも多いかもしれませんが、これは人を知らず知らずのうちに不幸にする思考なのです。
なぜ、不幸にする思考かというと、
・根本的な解決には一切至らない
・相手が変わる、改善されない限り振り回され続ける
・時間の無駄
皆さんの時間は有限ですし、その貴重な時間を他者に振り回され続け、問題も改善しないまま、ストレスループの中をさまようだけの人生を過ごしていきたいと思う方はいないと思います。
きっと楽しく、充実した人生を送っていきたいと思っているはずですが、実は無意識の原因他人論が阻んでいることもあります。
行動を止めてしまう無意識の原因他人論
無意識の原因他人論とは何か。例えを用いて説明いたしますね。
SNSで自分の近況を報告しようとした際に、
「これ、友達が見たら馬鹿にされるかもしれないからやめよう」
と、反応を気にして投稿することを辞めてしまった。
ここに無意識の原因他人論が含まれています。お気づきですか?
まだ何も起こっていない状況に対し、他者の反応を気にして行動を止めていますよね。
他者の反応を気にするという名目で、ストレスのかかる自分の行動をしないという事を正当化してしまっているのです。
確かに、相手から馬鹿にされてしまう可能性は否めません。ただ、それが故にその人の行動が止まることは直接的な原因ではありませんよね。
合理的に考えれば他者から賞賛される可能性もありますし、良い意味でスルーされる可能性もありますよね。
相手の反応を操作することは不可能ですので、自分が行動するか否かは自分の判断次第ということになります。
今回の事は、無意識のうちに原因他人論でストレスのかかる自分の行動を止めてしまっているのです。
改善案:誰かのせいではなく、主体的に。
原因他人論が不幸にするのであれば、まずは原因自分論で考えてみればよいということにもなります。
原因自分論とは、自分の責任という風に自分を責めるのではなく、
・行動をしようとしているのは自分である
・今の状況で自分は何ができるのか
ということにもなります。
ただ、自分の範疇にないことまで自分がやろうとしてしまうと、それはとてもしんどいことになります。
ですので、7つの習慣の要素でもあります影響の輪の範囲で自分が今できることは何か。を考えて行うことが重要です。
また、アドラー心理学の課題の分離の考えを用いて、自分がすべきことと相手のすべきことを分けて考えてみても良いでしょう。
これらに共通していることは、主体的に考えるという事です。
誰かが良い悪いではなく、自分としてできることを考えてみてはいかがでしょう!