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素敵な時間

にしぐりさんのライブ

8/10の土曜日は、一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんで、Safe Space ほっこりのイベントを開催してきました。毎月第2土曜日の5:00-7:00pmに開催しているこのイベント。今回で10回目になります。
11月からは、毎月第2日曜日に開催する予定です。

今回は、関西で活躍されて、東京でもライブ活動されている、声優でシンガーソングライターのにしぐりさんが、歌いに来てくださいました。にしぐりりさんとはClubhouseのシモトリマコトさんのルームで出逢いました。

トイピアノに合わせて歌って下さったにしぐりさん。「小さな体のどこにそんなパワーがあるのだろう?」と思うような迫力ある声量でした。高音も伸びやかで、とても綺麗!

ライブの様子

歌声もメロディーも素敵だったのですが、歌詞がとにかく素敵なのです。すっかりにしぐりさんの世界に魅了されてしまいました。

にしぐりさんオリジナル絵本の読み聞かせもあったり、みんなで振りをつけて歌う曲があったりと、構成がとにかく楽しい!曲の合間の語りもとても面白くて最高でした。

声優さんだけではなくお芝居もされているにしぐりさんの表現力はとても豊かで、すっかりにしぐりさんの表現される世界観に引きこまれてしまいました。そう、私たち観客の心の扉を開いて下さいました。

心の扉が開きすぎて、理事のやまさこさんは、感動のあまり号泣(笑)

私は、昨日も今日も、購入したにしぐりさんのCD『けしきをさがして』を繰り返し聞いて、余韻に浸っています。音楽ってやっぱり素敵ですね!人の心と心をつないでくれますね。

とにかく素敵で感動的な時間でした。にしぐりさん、参加して下さった皆さん、本当にありがとうございました。

語り合う時間

ライブが終わってからは、理事のやまさこさんと私たちのお友達の女性と、イベント初参加の男性二人とで、桃栗さんのすぐ近くの和音という定食屋さんで晩ご飯を食べました。 男性二人のうち一人は、私のクリニックのお友達で、対人恐怖があります。「本当に来てくれるかな?」とちょっと心配していたのですが、ちゃんと来てくれました。そしてイベントを楽しんでくれました。

もう一人は、ある会で出逢った方。奥様が統合失調症と言われたので、私から声をかけました。その方もまた、イベントを楽しんでくれました。

食事が終わってからはみんなで色々な事を話しました。

50代や60代の私たち。これだけ生きていれば、みんな何かしらの辛い経験を潜り抜けてきています。そんな自分が辛かった時のことなどもみんなで話しました。

私は、統合失調症を発症した経緯などを話しました。みんな、「それは辛かったね」「よく乗り越えたね」と温かな言葉をかけてくれました。こんな風に笑顔で話せる日が来るとは、以前は思えなかったな。

辛かった時のことだけではなく、それぞれの趣味についてといった、楽しい話題についても話しました。

こんな風に語り合う時間って、本当に大切ですよね。聞いてくれる人がいるって、本当にありがたいですよね。イベントも楽しかったけど、ご飯会もとても楽しくて、有意義な時間になりました。

楽しくて、ワクワクする、ほっこりの活動

昨年の11月にこの会を立ち上げて、今回で10回目のイベントになります。私たちは、主に一乗寺の珈琲焙煎処桃栗さんで活動をしています。

9月29日には、やまさこさんのカードリーディングをひとまち交流館で開催します。カードをツールとして、「自分自身の心の声を聞くきっかけになれば」と思って、このイベントを開催することにしました。カードリーディングだけでなく、みんなで輪になって、色々話して、心を開けるような楽しい時間になればいいなと思っています。初の試み。やまさこさんも私もちょっと緊張しています。

10月20日には、ドイツ人のフランチスカ・ローザさんの、コンテンポラリーダンスのイベントをします。作品展も同時開催します。「ギターの生演奏に合わせて、即興で踊りたい」という、フランチスカさんの希望で、私のクリニックの友達のTo Yukawaさんに生伴奏をお願いしました。To Yukawaさんも私と同じく統合失調症です。

もちろん毎月第2土曜の夕方には、桃栗さんでのイベントをやります。(11月からは第2日曜日にです)

これだけのイベントを計画して、集客して、開催していくことは、大変じゃないといったら嘘になります。

でも、私も仲間もやりたいのです。チャレンジしたいのです。

なぜ?

それは、楽しいからです。とてもワクワクするからです。

Safe Space ほっこりの活動はなぜ楽しいのか?

ほっこりの活動の何がそんなに楽しいのでしょうか?今朝はそれについてメモ書きをしました。

ほっこりの活動の何が楽しいのか?ー 自分の得意なところを伸ばせること。— 人とつながれること。ー 知らなかった音楽に出逢えること。— 参加して下さったみなさんが、笑顔になってくれること。ー 仲間と一緒に創り上げていくということ。— ほっこりを「心の安全基地」と思ってくれる人がいるということ。

こんなことをメモ書きしました。本当に楽しいのです、ほっこりの活動。この活動を始めてから、私の中からは、「孤独感」が消えました。そして強かった「承認欲求」も感じなくなりました。

優しい時間

Safe Space ほっこりの活動を「楽しい!」と感じるのは、とても優しい人たちが集って下さるからでもあります。

皆さん、いわゆる「普通」という枠からは、はみ出しているかもしれません。私も統合失調症という病を抱えています。来てくださる方の中にも、心の病気を抱えている人がいます。家族が心の病気を抱えているという人もいます。

病気ではないけれど、生きづらさを抱えている人もいます。「普通」でいられない弱さを抱えている人もいます。

でも、そんな「弱さ」を抱えているからこそ、皆さんとても優しいのです。温かいのです。

にしぐりさんの歌や絵本は、そんな皆さんの優しさ、温かさにたしかにリンクしていました。心を揺さぶりました。

そして優しい時間を創り出してくれました。本当に素敵な時間でした。

その優しい時間が、また私に生きる力をくれました。

ほっこりのインスタです。フォローして下さったら嬉しいです。

https://www.instagram.com/safespacehokkori/  

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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