ほっかいどう暮らし58 富良野市 富良野オムカレー
「美瑛町の『青い池』って行ったことある?」
7月のとある土曜日の夜、いつものように近所のおじさん達とお酒を飲んでいた時のこと。突然コーイチさんがそんなことを聞いてきました。
コーイチさん 「俺はずいぶん前に一回見に行ったことがあるんだけど、あんたら実際に見たことある?」
僕 「何年か前に行ったけど、渋滞で駐車場に入れなかったので諦めた」
ゆういちさん 「俺もないなぁ」
タケちゃん 「俺もないんだよ。一度見たいとは思ってるんだけど…」
と言ったら
でた!またいつもの軽いノリ!!
しかしその一言で、翌日の午前中には
美瑛町の「青い池」に。
初めて見る青い池はびっくりするくらい美しい青で、とても神秘的です。
「感動的だな〜」と眺めていたら、他のおじさん達…
か、感動うすっ!
その後近くにある「白ひげの滝」を見に行きました。
駐車場から滝に向かって歩いていたら、前から来た「胸元の大きく開いた白いワンピースのおねーさん」とすれ違いました。それを見たおじさん達
おいおい!滝はどうした!!
それからシーズン真っ盛りの「ラベンダー」を見に富良野に向かいました。
富良野に着いた頃はちょうどお昼だったので、先にご飯を食べようと
フラノマルシェへ。車を降りたら、とにかく暑い!!
「こういう暑い日はカレーを食べよう」ということで伺ったのはフラノマルシェ2にあります
ふらの味処 笑楽亭さん
さすがにお昼時ということもあり、炎天下の中15分ほど並んで四人がけのテーブル席へ。そこで注文したのが
富良野のご当地グルメ「富良野オムカレー」。
「富良野オムカレー」を出しているお店は現在富良野市内に9店舗あり、「お米は富良野産を使う」「カレーの中央に旗をたてる」「野菜や肉なども富良野産・北海道産にこだわる」などいくつかのルールのを守った上で、各店オリジナルのメニューを提供しているのだそうです。
笑楽亭さんのオムカレーは「スパイシーな中辛カレー」と「ふらの牛乳を使ったマイルドなホワイトカレー」の2色のカレーが楽しめます。どちらもコク深い味わいでおいしいです。
そしてカレーをまとったフワフワ卵のオムライスが....うまいっ!!
さらに「富良野オムカレー」のルールとして「ふらの牛乳」をつけることになっているのですが
この牛乳、濃厚でおいしい上にカレーにとても合います。
ちなみにゆういちさんは「大盛り」を注文したのですが
本当に大盛りでした(笑)
さて、ご飯を食べ終えて外に出ると
なんと気温は33度越え!!ここまでくるとおじさん達
「ええ〜〜っ!せっかくここまで来て『青い池』と『ボイン』だけって...あんまりだ!!」と僕が抗議すると
「じゃあ近場で、屋内で楽しめるところなら1か所くらい寄ってやる」と言う。
僕も面白くないので、皮肉交じりに
「それなら『アンパンマンショップ』に行ってくれ」
と言ったら、「はぁ?なんでアンパンマンショップよ!」「オヤジ4人でか!」「怪しい人達だと思われるわ!」
なんて言いながら
アンパンマンショップへ。
しかしこのアンパンマンショップ、1階のグッズ売り場には興味が持てなかったのですが、2階に併設されたギャラリーが思いの外楽しめました。
特に「日曜の朝は無駄に朝早く目が覚める」ので「ほぼ毎週アンパンマンをテレビで観ている」というコーイチさんは、夢中になって動画や写真を撮っていました。(ギャラリーは『撮影可』となっていました)
その後はそのまま帰途についたのですが、その間も気温は下がるどころかどんどん上がっていき、休憩で寄った占冠の道の駅では
36.5℃に!!
家に帰り着いてもまだ暑かったので、すぐに日陰に椅子を出してみんなで冷たいビールを飲みました。
いつものようにくだらない話をしながらビールを飲んでいたら、「暑いから私も飲むわ」と珍しくコーイチさんの奥さんが缶ビール片手にやって来ました。そこで奥さんから
「どうだった、青い池。よかったかい?」
と聞かれたコーイチさん、「ああ、俺は1回青い池は見てるからね。それよりも俺として今日一番良かったのは富良野で寄った
おしまい
奥さんから「ついに出ていくのか?」と言われてました(笑)