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にせこあんぬぷり(まっかりむらから)
油絵 SM 横227×縦158 2016制作

アンヌプリ山の名前はアイヌ語で(絶壁・に向かって・ある・山)という意味です。

30年以上前になりますが、この山の麓に20数軒のペンションが建ち並んでいました。
7年前の夏に車で通ってみると宿泊したペンションがまだ営業していました。夕食を済ませてから、目の前にあるスキー場に出かけた懐かしさが甦ってきました。

この30年でニセコは大きく変わりました。誰もが今のニセコを想像もしていませんでした。今は山の中に、外国にあるようなスキーリゾートの町が出来てしまいました。

30年前はペンション経営者は何とか人を集めるために四苦八苦していたのです。今の状態が信じられないのは地元の人たちではないかと思います。

この絵を描いた場所は、細川たかしの出身地「真狩村」に入ったころに見えるアンヌプリの山です。


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