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珈琲焙煎とマインドフルネス

昨日は札幌市の「ちえりあ」というところで、珈琲焙煎の先生「marucoffee」さんとコラボ講座を行いました。

私、marucoffeeさんとお会いして、「いりたて名人」を使用した手焙煎を教わってから、
「焙煎~飲むまで、すべてがマインドフルだ!」と感じておりました。
今回はmiuさんとのご縁もあり、marucoffeeさんが定期的に行っている会にお邪魔して特別講座を開くことができたのでした。


最初にマインドフルネスについて簡単に説明し、短い瞑想を体験して、
いよいよ焙煎開始。生豆を焙煎していきます。

いりたて名人を熱した後、時々左右に振って炒っていきます

いりたて名人を熱していると、周りもだんだん熱くなってきて、
いりたて名人を左右に振って炒っているとき「シャカシャカシャカ~」っと高い音がして、
そのうち「パチッ、パチッ」と「はぜる」音がして、
豆の色が少しずつ茶色くなっていって、匂いがしてきて、煙も出てきて、
「パチパチッ」と連続した音になって、色がどんどん濃くなっていって。
余熱で炒った後、豆をお皿に出していきます。

持ち手から豆を出すのが何ともいえない楽しさを感じます
生豆(手前)と焙煎後の豆(奥)
ちょっとわかりにくいけど、炒った後はつやが出て大きい

その後、電動のミルで豆を粉にしていくんだけど(うまく撮れなかったので画像なし)、あっという間の作業でびっくり!
豆を挽いた後は、やっぱり珈琲らしい匂いがたまらない!

そしてドリップしていきます

焙煎したて・挽きたてのコーヒー豆は、
お湯を注ぐと「ぷくぷく~」っと膨らんでいく

今回の豆は2種類
タイトルの上の画像にあったインドの豆と、おなじみのコロンビア

コロンビアの方が、飲み慣れた味のような感じがしました

時間が足りなかったこともあり、参加者の皆さんがいつものようにそれぞれドリップしてその場で飲んでいったので、
「全員一緒にマインドフルに飲む」ということが出来なかったのですが、
飲んでいる皆さんに時々声をかけさせていただいて、豆の違いや焙煎する人が違うことで味も違ったりして、そんなことに気づきながらじっくりと味わえたかなと思います。

今回の感想として
「豆の色が変化していく様子などじっくり観察できてよかった」など手焙煎の感想だけでなく、
「瞑想の時に鳴らしてくれた音(ティンシャ)がすごく良かった」「眠くなった」と短い瞑想体験の感想をお話ししてくださったり、
「昔剣道をやっていた時に、瞑想のような時間があったのを思い出した」とお話ししてくださった方もいました。

ちょっと調べてみたら、剣道や柔道では、稽古の前後に「黙想」を行うようですね。
マインドフルネスは、日本の禅が好きだったジョンカバットジン博士が、宗教色を排除して海外に広めたのがきっかけだったとこちらにも少し書いていますが ↓

なんだか、いろいろなものが一つに繋がりそう、ですね。
「黙想」「瞑想」言葉は違えど、
静かな時間を持ったり、一つ一つの動作をじっくり取り組むというのは、本来日本人には馴染み深いものなのだろうと思いました。
このあたりはもう少し調べてみたいです。

参加してくださった皆さん、ありがとうございました!


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北海道マインドフルネスセンター
・10月14日:札幌にて「落ち込んだ時のマインドフルネス的解決法
・11月10日:札幌&オンラインにて「マインドフルネスリトリート

その他、対面やzoomで様々な講座・講演を承ります。
詳しくはwebサイトお問い合わせフォームからお問い合わせください。


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