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そこは、まるでイタリアな、余市サグラのお祭りでした

Sagra(サグラ)はイタリアの収穫祭のこと。その季節の収穫物のお祭りです。
余市町・登(のぼり)にあるレストランオーベルジュのサグラで開催されるSagra祭は、サグラと仲間のシェフたちと、生産者たち、作家たちの、食とクラフトのお祭りです。

少し早めに到着したら、サグラの村井シェフと、みんなが楽しく忙しく動いています。

はじまりはじまり〜🎵


マルシェにて。手前は食用ほおずきですよー

たとえばカレーパンを揚げるさっぽろのイタリア料理店セミーナの田中シェフ。おいしすぎるので、お願いだから定番化してほしい。

たとえば、石田さんの羊肉団子の炭火焼にナスのソースを添える、さっぽろのフランス料理店ラ・サンテの高橋シェフ。

手にしたお皿は高橋シェフが作られたもの。
なんと、そうとは知らずに、クラフトコーナーで買い求めたひとが、偶然高橋シェフの料理を盛り付けてもらったという素敵な偶然。
この祭りでは、買ったクラフトに料理を盛り付けてもらえるのです。
それにしてもなんたる偶然!!!

これは嬉しい!高橋シェフ

マルシェ参加の生産者たち。たとえば、余市の「ひとりでもソーラン節」な、福原商店の福原さん。脂ののったニシンを炎天下で焼きまくります。

余市はニシン漁で栄えた町。ニシンの文化を伝えています

そして、駐車場への誘導をずーっとしていたのはこのひと。
今金町のオーガニックの生産者。シゼントトモニイキルコトのソガイさんです。

この笑顔に会いたいSagra祭

今回のマルシェでわたしがどうしても買いたい、味わいたかったのが北斗市のnonomama(野のまま)のお野菜でした。
30年以上使われていなかった、笹と木がおいしげる耕作放棄地を、友人たちの助けを借りながら、一年かけて開拓して、今年新規就農した二人がリリースしたお野菜たち。木を全部は切らないで残して、そのスペースならではのお野菜の味があるんじゃないかと。

少しづつ多品目を
新聞紙を折って、ガムテープで留めて作った袋に野菜を入れてくれました。尊い。

このナスをステーキにしたら、とろっとろでとってもおいしいんです!と言われて、そりゃあ試さないでいられません。
オリーブオイルでじわじわと。味は塩だけで。
ミニパプリカも一緒に焼いて、シンプルながら、一皿でセコンドピアットになるほどの味のボリュームを感じる料理になりました。

うんめぇ〜‼️

クラフトは、余市在住の作家・馬渡新平さんの器を買いました。
この祭りの時に、ひとつずつ増やすのが楽しみです。

あー、楽しかった!
また、来年!!


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