ごはんにのっけるイタリアン⑭サバのグリル・トマトと梅のソース
CIAO!
きょうは、イタリアーンに焼いた鯖をごはんに乗っけます。
スーパーの隠れた人気者の塩サバを使い、フライパンで焼くから洗い物も楽々ですよ。
ずいぶん前のことですが、わたしに最初にイタリア家庭料理をご馳走してくれたマンマが、ある朝早くに市場に行って水揚げされてすぐの鯖を買ってきて塩焼きしてくれました。
「日本人だから、魚のこういうのが食べたいと思ってね」
彼女はカンパニア州の、魚醤(コラトゥーラ)が今も作られているチェターラのご出身。お醤油で味つけしたようなコラトゥーラのスパゲッティも嬉しかったなぁ。
では、彼女の優しさを思いながら、作っていきます!
材料はこれです!一人分です。
塩サバ 一切れ
エルブドプロヴァンスふたつまみ (またはオレガノ)
トマト小1個 100g
梅干し 中1個
調味料 ・オリーブオイル 小さじ2
・砂糖小さじ1/2 ・醤油小さじ1/4
オリーブオイル小さじ2をフライパンに引き、その上に材料を置きます。中火にかけます。
ほおっておきます。
トマトが焼けてきたらひっくり返します。サバの身の方まで熱が入ってきていますね、端のほうは白く固まっています。
皮面を見てみて、いい感じに焼けていたらひっくり返して水小さじ2をトマトのところに入れます。
一気にソース状になります。
続けて砂糖と醤油を入れてください。
水を入れる事でトマト、オイル、砂糖、醤油がつながってソース状になるんです。そうなればできあがりです。
ごはんにのっけましょう!
多めのハーブと梅の酸味でサバの癖は気にならないと思いますが、焼いていて気になれば、キッチンペーパーでサバ近くの油を拭きます。
醤油は隠し味。梅干しとともにソースの味を深め、ごはんに寄せる強い味方です。量は、梅干しの塩味によって加減してください。レシピでは18%のしょっぱいのを使いました。
醤油でなく味噌を使ってもいいですよ。
なんていったって鯖ですからよく合います。
出来上がりの写真で、黄色に気づいた方もいらっしゃるかもですが😉。とうきびごはんにのっけました。ちょっとずるいですね😁。
塩サバはノルウェーの鯖の塩サバを意識して買っています。
漁獲量の制限を設けて、魚が育った時期に獲る漁業に共感しています。
イタリアーンでニッポーンな焼き鯖丼です。
よかったらどうぞ、お試しあれ〜😄
わたしはエルブドプロヴァンスが、そのミックス感で、万能と思っていて好きなのですが、置いていないスーパーもあるかもですね。
そんなときには、この料理にはオレガノを使ってください。
トマトと魚、トマトと肉の組み合わせで夏の料理のときに、オレガノは大活躍します。
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