ごはんにのっけるイタリアン⑫ カポナータ丼1
CIAO !
カポナータといえばシチリアの料理。
夏野菜を種類別に揚げて、トマトソースでまとめます。
砂糖を使うのが、とてもシチリア。
アラブ人はシチリアを支配したときに、たくさんの文化を持ってきました。砂糖もその一つ。料理に砂糖を使うのは、ヨーロッパではほとんどない事なのです。
夏の日差しに、カポナータを教えてくれた何人かを思いながら、
カポナータ丼をつくることにしました。
材料は一人分で
ナス 1本
セロリの茎 20g(7センチくらい)
トマト 中1個
塩、乾燥バジル 少し
エルブ・ド・プロヴァンス ふたつまみ~3つまみ
木曽のこうじ味噌 小さじ2
粉チーズ 隠し味に小さじ半分
オリーブオイル 大さじ1半
砂糖 小さじ半分
梅干し 1個
*ふたりなら2倍量で。
でもエルブ・ド・プロヴァンスは3つまみでOKです
セロリは斜めに薄切りにして、塩と乾燥バジルを振っておきます。
トマトはざく切り。写真ではたまたま熟していたのでつるりと皮がむけましたが、剥かなくても大丈夫。
ナスは1㎝厚さのいちょう切りです。
フライパンにオリーブオイルを熱してナスを投入します。
どんどん油を吸うから心配になりますが、そのまま焼くとこうなります。
トマト投入しまーす。
ここで、ナスをやわらかく煮たいので、大さじ2の水を入れます。
そして、アレです。チーズの味がする味噌!木曽のこうじ味噌を入れます。
エルブ・ド・プロヴァンスも入れます。地中海の香りです。
木曽のこうじ味噌をよりイタリア人にするのに小さじ半分の粉チーズを入れます。
普通のお味噌なら小さじ1入れるといいでしょう。
ここで味見します。トマトが酸っぱくて甘さがあんまり感じられなかったら小さじ1の砂糖。まぁまぁ甘みがあれば小さじ半分の砂糖を入れます。シチリアのカポナータには砂糖が入りますからね。
味噌とも相性良しですしね。
ここで今一度、好きな味になっているか味見しましょう。
大丈夫だったら、ほぼ出来上がりです。
ごはんに乗っけて、さっきのセロリの水分を搾って上に乗せて、
いよいよ、できあがりです!!
更に、梅干しをのっけると味のアクセントになって食べあきないのと、
お花畑みたいな、陽気なのっけごはんになります。
なんだか懐かしいイタリアーンでニッポーンなカポナータ丼。
よかったらどうぞ、お試しあれ~。
木曽のこうじ味噌のことはこちらへ。
地中海の香りはこちらへ
ドライもいいやつ。バジルはこちらへ