ごはんにのっけるイタリアン⑪サルティンボッカで豚丼
CIAO !
サルティンボッカは、「口の中で飛び跳ねる」おいしさの料理です。
仔牛肉を薄く叩いて、セージを乗せて生ハムではさみ楊枝で止めて、バターで焼き、白ワインをジャーっとやるローマの料理。(アンナゴゼッティデッラサルダ著 「イタリアの地方料理」1438 より)
焼かれた肉と生ハムのおいしさがワインに溶けて、口に入れるとハーブの香り(⋈◍>◡<◍)。✧♡
たまりません。
仔牛肉が手に入らない日本のレシピでは豚ヒレ肉を使ったり、鶏肉を使ったりが多いです。
(こちらは鶏肉で作ったもの。乗せているのはぶどうのソースです。)
きょうは、このサルティンボッカをごはんに乗っけることにしました。
挑戦です !
材料は、ふたりぶんで
豚ロース薄切り肉6枚、
エルブ・ド・プロヴァンス小さじ1~1半
スーパーで売ってる生ハム(スペックハム)6~7枚、黒コショウ適量
小麦粉 小さじ1半
オリーブオイル 大さじ1
味付けは、白ワイン(ロゼもOK)大さじ3,味噌小さじ2、砂糖小さじ1
*乾燥セージが近所の3つのスーパーで見つからないので、色々使えるエルブ・ド・プロヴァンスで作ることにしました。
まず、ハーブを肉に振りかけます。
写真ではたっぷりめに小さじ1半使っていますが、乾燥ハーブが薬くさいって感じる方は小さじ1とかもっと減らしてもいいです。
その上に生ハムを貼り付けるイメージで乗せます。ぎゅっ、ぺたっ。
包丁の峰で押し付けて肉とハムをできるだけ貼り付けます。
肉面にだけ小麦粉をつけます。
キッチンはさみで3つに切ってオリーブオイルを引いたフライパンに並べて黒コショウを強めに振って中強火にかけます。
肉面が焼けたら裏返します。
ここでワインをジャーっとやればサルティンボッカですが、きょうはごはんに乗せるので、ごはんに寄せた味付けにしますよ。
砂糖、ワイン、味噌です!入れちゃってください。加熱しまーす!
アルコールが飛んだらできあがりです!
さぁ、できました!!ごはんにのっけよう!
乾燥パセリをパラパラ、パラパラ。
盛り付けは帯広の豚丼を思い出して。
だって、道産子だもの😆。
サルティンボッカから遠く離れているようでいて、
あ、これ、サルティンボッカだ。と思える味の、
不思議と食べすすむイタリアーンでニッポーンなサルティンボッカ丼、
よかったらどうぞ、お試しあれ~。
エルブ・ド・プロヴァンスはこちらです。