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ナルコレプシー

私はナルコレプシー1型でほぼ全ての症状が出ていて、検査を受けるまでもなく、問診の段階でほぼほぼナルコレプシー確定でした。

【遺伝的要因】

私の母と母方の祖父は眠気が強めです。
ナルコレプシーになる人は白血球の血液型が決まっているようです。

【環境要因】

以前にも書きましたが、1つは歯科矯正です。
両親には言わず、中2の時は一年中いじめにも耐えていましたので、それも多少なり引き金になったかと思います。さらに、中3の受験で追い討ちがかかり、大好きな先生の授業でも寝てしまうようになりました。

【ナルコレプシー と寝不足の違い】

一卵性双生児で同じ遺伝子を持っていてもナルコレプシーを発症する子としない子に別れる事もあるため、遺伝的要因と環境要因、この2つによって引き起こされると言われています。

寝不足との違いを初期にはっきりと判断する事は難しいと思います。
ナルコレプシーは日中の強い眠気が主な症状ですが、段々と眠れなくなり寝不足の状態になっていきます。
私の場合、今思えば初期にはこんなエピソードがありました。

①歯科医院で口を開けたら麻酔がかかったように毎回寝ていました。

②先程も書いたとても楽しみにしていた授業も爆睡。私以外で寝ている人はハードな部活の人かバイトをしている人でした。私はバイトも部活もしていませんでした。

③毎日が春のようでした。春は誰でも授業中に眠くなると思うのですが、あのポカポカした感じが夏も秋も冬も続いていて、さすがにおかしいなとは思っていましたが、その頃にはすでに自他共に認めるナマケモノになってしまっていたので、私は頭悪いからしょうがないと勘違いしていました。

私のように情動脱力発作(カタプレキシー)が起こる1型の場合は、笑うとまるで後ろから誰かに膝カックンされたかのように膝の力が抜けてしまいます。これがナルコレプシーの大きな特徴です。

情動ですので、心が動くと怒りでも驚きでも喜びでも膝が抜けます。
心当たりがある方は、お近くの睡眠外来や睡眠専門のクリニックなどに受診ください。
ここには、症状を軽減させる方法を載せていますが、私もその方法を知るまでは薬で覚醒させて勉強や仕事をしていました。
この方法を知ってもハードなお仕事などを変えられない現状がある場合は、薬に頼らざるを得ない事があります。
私は、薬が使用できない妊娠中や薬を減らさなければならない年齢になった時に精神的に来る負担を減らせたらと思い、マユツバ的な思いでこの方法を試したところ、それ以上の成果が出たので同じ境遇などで悩まれている方のために書いています。
この方法は知るだけでは意味がありません。
この方法を知って、自分の身体と仲良くなっていってください。
ステップ①から順番にやってみてください。

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