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4年半の遠距離ライフをふりかえる

こんにちは、豊穣です。

同居人の元超人noter「バム」がしぶしぶ私を記事で紹介してくれた。やった~有名になっちゃう〜

バムは昨年まで2年間noteを毎日更新していた。
よく「今日の記事書けてないよ~泣」とPCの前でジタバタしているのを見ていた。

それをはたから見ていて最初「なんて面倒で大変なことをしているんだ」と思っていたけれど、その3年後に自分もほぼ同じようなことをしている。

不思議~

おもしろ同居人バム


2年かけ毎日更新してバムはめきめき文章力が上がっていった。

  • 見た目はお笑い芸人ミキの亜生。正確はおだやか。あまり怒らないし人の悪口を言わない。人に悪意を持たない。

  • 楽観的。いいことだ。

  • 計画性がない。旅行先でその日に泊まるホテルや高速バスを当日に取れるタイプ。

  • 特定のスポーツだけ異様に上手い。踊るのは苦手そう。

  • 仕事をサボるのも上手い。

  • 高校の同級生曰く「今まで出会った中で一番人畜無害な男」(褒めてる)

  • ずっと同じものを食べている。一時期「微妙にマズくて毎日ちょっとずつ食べ続けられる」という理由でイ○ンの冷凍ピラフをずっと食べていた。

  • GoogleMapのレビューからコスパが良いおいしい飲食店を探すのが妙に上手い

  • 「iPhoneなんてこれからも使わないぞ!」と言ってるAndroidユーザーなのに、iPhoneユーザーの私よりiPhoneのスペックに詳しい。

ゆるりと遠距離、気が付けば4年半


同居人とはもう交際して5年半。

4年半は遠距離恋愛だった。
私は東京、バムは大学のある宮崎。それはそれは遠かった。

宮崎って新幹線が通ってないんですよね。
あと、学生の頼みの綱のLCCが今は1日1便しかない。厳しすぎ!

会うのは2か月に1回ぐらい。
短くて数日、長くて1週間ほど一緒にいた。というのを4年半やった。
学生時代の有り余る時間と体力を駆使し、どうにかこうにか社会人になるまでゆるりと続いたのだった。

バムが首都圏勤務となり都内初進出、しかも偶然今の物件とご縁があって、思ったより早く一緒に暮らすことになった。

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「4年半遠距離だった」と人に言うと、だいたいビビられる。

「そうか、かなり少数派なんだな」とこちらも都度新鮮にびっくりする。

あんまり自分が、人の恋愛話を積極的にきかないからかも。
めっちゃプライバシーな話題だなって思ってるかもしれない。

ということは、遠距離を続けるコツって意外と知られていないのかもしれない?

私の記事を見ている人に遠距離中の人がいるとは限らないけれど、これがだれかのすこやか遠距離ライフの足しになるかもしれない。

リゾート地みたいな宮崎のビーチ🏖️
アクセスが悪いこと以外は好きだよ

遠距離恋愛の特徴8つ


・電話でのコミュニケーションがかなり鍛えられる
「雰囲気でお互い分かる」とかできないもんで!「察して」ができませんでした!

・デートの予定が遅くとも1か月前に決まる
安い飛行機のチケットを取るからね

・会うときがイベントになって楽しい
「今日は数カ月ぶりのデートだ~」は毎回楽しい

・相手の日常があまりよくわからない
未だに相手の大学の友達とか住んでたマンションの近所のことをよくわかってない

・良くも悪くも喧嘩があまりできない
遠距離は言葉で伝えあうことが大事になる一方で、喧嘩したら修復が難しそうじゃない?ということであんまり喧嘩しなかって気がする。
5年ほど、ほとんど喧嘩はなかったのだけれど、一緒に暮らし始めてからちゃんと喧嘩が増えました。

・相手の日々の変化に気が付けない
「髪切った~(ラインビデオで見せる)」
「へ~どのあたり?(全然わかってない)」

・仲良しならどうにか続く
交際前にどこまで相手のことを知っているかで、相当違うんだろうなと思う。信頼度とか。
当初知り合って3年ほどたっていたのでここは大丈夫でした。

・お金がかかる
交通費やばすぎ。あと毎回外食しちゃうので一回のデート(数日間)の負担額が軽く数万円いく。

一昨年は20回ほど飛行機に乗りました。
成田空港を熟知してしまった。

遠距離恋愛を続けられた理由


理由①:お互い異性の少ないコミュニティに所属した

お互い「気が付けば所属していた」なんですが、かなり良かった。

私はバイト先も女性ばかりで、バムのバイト先も男性ばかりだった。大学のゼミもしかり。

やっぱり、遠距離が続かない理由第1位は「相手の様子がみえなくて不安になる」なんじゃないか。

高校の同級生同士、ある程度パーソナリティを知っていたから、交際したてのときは不安じゃなかったけど、それでも1~2年ぐらいは「相手が何をしているか、思っているかが直にわからない不安感」はぬぐえなかった。

理由②:よく電話できた

結構な頻度で電話をしていたように思う。もう今はしないけれど。

私:バム=8:2ぐらいでしゃべってる。

夜とか、休みの日とか。隠し事せず思いの丈を話しまくっていた気がする。

バムも最初「喋るの苦手」って言っていたけれど、電話でなんでも話してくれていた気がする。
だからそんなに遠距離が嫌にならなかったのかもしれない。

理由③:趣味を増やしまくった

私もバムも趣味が多い方だと思うけど、その趣味は学生時代にポコポコ増えていった気がする。

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私の趣味:カレー屋に行く、美術館に行く、喫茶店に行く、図書館・本屋に行く、ゼミガチ勢、友達とカフェで何時間もしゃべる

バムの趣味:ウィンドサーフィン、SUP、ドライブ、ガジェット、アニメ、宅飲み
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私は「とにかく熱中できたり頭を空っぽにできる趣味」を学生時代に意図的に増やしたし、結果ドカンと増えた。バム側は楽観的なのでそこまで考えていないかもしれない。

趣味の時間(と、バイトの時間)が結構必要になったので、バムと会う頻度や時間はちょうどよかったように思う。

理由④:お互い恋愛体質じゃなかった

これも大事だ!笑

「あの人もこの人も試したい!」とか思う人だったら無理だったかもしれない。

過去バムもし何かあったとしても深追いしないが、「いろんな人と交際したいって思っている人」って結構いるんだなって社会人になってから知る。

あと上の世代の人に多いのだけれど、「交際人数と人生の深さは比例している」と思っている人が少なからずいるな、と会社に入ってから知った。

そういう人だと、タイパもコスパも悪い遠距離恋愛って相性が悪いんだろうなと思う。
ほんとに比例するのかな?

理由⑤:「この人なら大丈夫」と信じる

『勝手に疑わない。勝手に不安にならない。勝手に相手が悪いことにしない。』

ということを学びました。遠距離に限らないかもしれない。
相手を全面的に信じて、自分も「大丈夫だ」と思ってもらえるように話す、ふるまう、相手が嫌になるようなことをしない。

過信、といわれたらそうなんだけど。でも「こいつはきっと悪いことしているかも」と思いはじめると辛いよね。

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ここまで書いたけど、ここまでこれたのは私の努力や工夫というよりは、バムがおっとりおだやか優しめメンズそのものだからです。
あと、価値観は近いけど性格が逆でありがたい。

私の思い付きとかほとんど何でも聞いてくれる。
あと私が苦手なことが大体できる。
(逆にバムが苦手なことは私が得意なことが多い)

ありがたや~

【おまけ】

▼私のお気に入りのバムの記事

おしまい









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