過敏性腸症候群(IBS)1 症状と回復のきっかけとなった食事法
こんにちは🌻このページを開いてくださりありがとうございます。
突然ですが、あなたのお腹は元気ですか?
実は、日本人の約14%以上の人々が、何かしらお腹の不調を抱えているというデータがあるそうです。
かくいう私も、つい最近まで過敏性腸症候群(IBS)の症状に悩まされていました。
今回は、私が最近経験した症状と、回復のきっかけとなった食事方法
「低フォドマップ食事法」について記します。
【“腸”ピンチ】下痢が止まらぬ日々💦
始まりは昨年の秋のこと。ある日突然、お腹が緩くなりました。
「何か消化に悪いものでも食べたかな?」
「お腹冷やしちゃったかな?」
私はもともとお腹が緩くなりやすい体質なので、その時はあまり深く考えずに様子をみることにしました。
が・・・
「あれ?今日も下しちゃった💦」
「え?また・・・?」
一週間以上、連日、下痢。
長いことお世話になっている鍼灸院で漢方薬を出してもらいました。
いつもだったらすぐに治まるはずが、やはり止まりません。
食事はとれていましたが、栄養分が腸で吸収できていなかったのでしょう。次第に体重が減り、体力が落ちていくのを感じました。
【“腸”低迷】腸も心もダウン🌀
そんな状況で仕事に対する集中力が衰え、通勤電車ではトイレの心配ばかり。
お腹に力が入らないので声も細くなり、
仕事中も通勤中も、立っていると冷や汗をかくまでになってしまいました。
「顔色悪いですね。大丈夫ですか?」
仕事仲間にも心配をかけてしまい、困惑しました💦
やがて、なかなか回復しない自分自身を責め始め、自己嫌悪に陥る日々が続き、心身ともに疲弊。仕事をしばらく休むことにしました。
【“腸”ラッキー】腸を治す食時術を知る✨
そんな時、一冊の本と出会いました。
医学博士/江田クリニック院長/
日本消化器病学会専門医/日本消化器内視鏡学会専門医
江田 証 先生の『腸を治す食事術』です。
本の帯に
「納豆、りんご、ヨーグルトがおなかにいい」は大間違い!
と書いてあり、目を疑いました。
「えっ!?これってどれも、健康に良いと思って私が今まで積極的に食べていたものだけれど違うの???」
読み進めていくと、最近の欧米での研究で、つらいおなかの症状が「ある糖質」に原因があることがわかってきたというのです。
さらに、次のような記載も。
目から鱗の情報でしたが、下痢続きで病院に行くのもしんどかった私は、藁にもすがる思いで江田先生が提唱する食事法を試してみることにしました。
“新しい糖質制限食”【低フォドマップ食事法】を実践🍴
過敏性腸症候群の人に限らず、普段から腸が健康ではないと感じている人の
お腹の不調を引き起こしているのは
「FODMAP(フォドマップ)と呼ばれる発酵性のある吸収されにくい4種の糖質」
であることを理解した私は、すぐさまこれらを避ける食事を始めました。
具体的には、パンをはじめとした小麦製品の他、
玉ねぎ、にんにく、豆、ヨーグルト、りんご・・・等々
本に書いてある高FODMAPの食材を摂るのをやめました。
すると3週間ほど経ったある日、
ようやく私の下痢・軟便傾向が治まったのです――――
「良い物を摂る」ことも大事だけれど、それ以上に、
マスコミの情報や商品パッケージの謳い文句の全てをうのみにせず、
「自分の身体に合わないものを摂らない」ことがいかに重要か、
身をもって学んだ経験となりました。
今回は、私が経験した過敏性腸症候群の症状と、幸いにも「低フォドマップ食事法」を知り、実践して良くなったという経緯をまとめてみました。
この食事法は、まだ広く知られていないのかな?という印象があります。ですので次回は、私が実践した食事法をもう少し詳しく書こうと思います。
この記事を読んでくださっているあなたご自身や、あなたのパートナー、ご家族、大切な人…
お腹の症状で辛い思いをしている方にとって、少しでもヒントになれば幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました💝