【相談できない子とその親】
本稿では、先日転職した私が、今現在母に話すことができない状況についてお話ししましょう。
私は、自分の感情を客観視することを得意としておりますので、同じような悩みを抱えた方の何かヒントになれば良いと考えております。
さて、私は新卒で入った某中小企業を11ヶ月で退職しました。
そして、今は派遣社員として働いております。
会社を辞めたことも、非正規として働き始めたことも母には話しておりません。
私は、自分の人生を干渉されることを嫌だと感じてしまうので、自分からは極力話さないようにしております。
ですから、働き始めて現在数ヶ月ですか、ようやく一人の友人に自分の近況について話したばかりでした。
しかし、今回のことに関しては、私はひどく精神が疲弊するような人生の壁であったので、本音を話しますと誰かに相談したかったし、「辛いね」と言っていただきたかったのです。
まず、私がなぜ母に話さないのかというのは、母から干渉されるのが嫌だったからです。
母は、私が決めたことに対して「ここが悪い」「それ大丈夫?」とすぐに横槍を入れてきます。
これは、悩んで悩んで自分の決断を母に話した私にとっては、とても苦痛なことなのです。
「親は子を心配するあまり」と言いますが、この母の言動によって子は不安になり、自分の決断に自信が持てなくなってしまうのは、果たして「子を思う母の行動」なのでしょうか。
「親」が不安というだけなのではないでしょうか。
私の母の場合は、「じゃあ、どうすればいいの?」と聞くと「あなたが決めればいい」とそこは責任を持ちたがらないのです。
このように、母に相談したところで、母の不安を押し付けられて、自分の自信をなくし不安になり、挙げ句の果てに放置されることになるのです。
唯一相談した友人に「私はあまり自分のことを話したがらないから、いつか言わなくなるかもしれない」と言いました。
しかし友人は「相談は相談したいときに言えばいいよ」と優しくそう言ってくれました。
「相談は義務じゃない」
「母のために相談は相談じゃない」
だから私は、自分の気持ちが相談ではなく「報告」になったら母に話そうかと考えております。
相談しなかったことで「私は寂しかった。お母さんってなんなの?都合のいい人なの?」と言われたこともありますが。
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