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何度でも訪れたい美術館3 ファン・ゴッホ美術館と小説『たゆたえども沈まず』
2016年10月8日。わたしはオランダ、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館にいた。その月末に父が脳梗塞で緊急入院し、転院、脱走、転院を繰り返すことになったので、とりあえずその前に行くことができて良かった。
オランダのファン・ゴッホ美術館は、アムステルダム国立美術館のすぐそばにある。ゴッホとテオの兄弟が相次いで亡くなった後、テオの未亡人は、ゴッホの絵の管理し、世に出すことに奔走した。テオの息子は
何度でも訪れたい美術館2 ロンドン・ナショナルギャラリー
2024年秋ロンドン・ナショナルギャラリー 22室レンブラントの部屋。
ヘンドリッキェとレンブラント 何度も行ったら展示替えがあったよ!
ロンドン・ナショナルギャラリー22室には、レンブラントの絵がたくさんある。9/25と10/5に訪れた時は、
「水浴する女」と「ヘンドリッキェの肖像画」が並んで展示されていた。
モデルはともにレンブランドを晩年まで支えた内縁の妻(愛人)ヘンドリッキェと言われ
何度でも訪れたい美術館1 ロンドン・ナショナルギャラリー
2024年秋ロンドン・ナショナルギャラリー。あの絵とこの絵比べてみた!
2024年秋。ロンドン・ナショナルギャラリーで観たヴェロッキオ作「トビアスと大天使ラファエル」。登場人物2人は、旧約聖書の「トビアスと大天使ラファエル」からきている。
15世紀のイタリアの絵画は、聖書の中のエピソードから描かれることが多い。中でもこのトビアス少年は結構人気者である。なぜなら死期が迫った盲目の父に代わり、貸し