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#3 僕のがんが見つかるまで(後編)
みなさまこんにちはほげおです!
TOEICの勉強始めたんですけどボキャブラリーが貧困すぎてTOEICの前に単語の勉強からになりそうです
今回のお話も前回の続きからなので、まだの方は前回の記事を見ていただけるとわかりやすいと思います!
地獄の鼻カメラ再び
前回のS病院での診察から数日して、ついにA病院にいかなければならない日が来ました。しかしもうこのときには緊張や不安は一切なく、むしろ「がん細胞?かかってこいやァ」ぐらいの気持ちでした。
車で1時間ほどで病院に着きました。思っていたよりも病院は大きく、なんだか博物館みたいでした。
2階へあがり初診なので、受け付けの後かなり枚数のある問診票を「またかよめんどくせー」とか思いながら記入して、そのほかに研究に自分の血液を使っていいか(ここでもなんか長い説明受けてめっちゃ長いアンケートとか同意書とか書かされました)や、その他同意書、紹介状の処理などをして、案内された頭頚外科へ行きました。
頭頚での診察を担当してくれたのはものすごくシゴデキそうなきっちりした女性の先生でした。
この時の診察でも喉をライトで照らして直接見られたり、鼻カメラを突っ込んで映像を見たりしましたが、問題はこの鼻カメラ。このときなぜか(おそらく寒暖差アレルギーが原因)僕はアレルギー性鼻炎になっていて鼻腔の中がパンパンになっていました。その状態で鼻カメラを突っ込むとどうなるか。
鼻の中の粘膜をカメラがゴリゴリあたりながら進んでいくのでめちゃくちゃ痛くなります。しかも狭いところを無理やり進んでいるので、痛いだけでなかなか進まないというほんとに地獄みたいな診察でした。今でも割とトラウマです。
診察の結果
喉をじっくり観察した結果「喉に何かあるけど何かわからない」という結論にいたりました。
そしてこのままだとわからないままなので、たくさんの検査を受ける必要がありました。
ここから怒涛の検査ラッシュがはじまりました。
オラオラ検査ラッシュ
僕が受けたのは尿検査、血液検査(×5回ぐらいで採血は数えきれないぐらいしました)、CT検査(注射されました)、MRI検査(注射されました)、PET検査(注射されました)、生体検査(喉をはさみでちょっとちぎられた)、骨髄検査(ケツに筋肉注射で麻酔されたのち太い針を刺される)などの検査を受けました。僕にとってMRI検査がこの中でワースト1位で一番きつかったです。まあでも尿検査以外は全部それなりにきつかったですけどね。
MRI検査に関しては1時間半ずっと音を変えながらがブブブブブブって鳴ってるくそ狭い空間に固定されるっていう状況がけっこう無理でした。
⇩(ほんとに1時間半ずっとこんな感じです)
ちなみにその次にきつかったのは血液検査で、血抜くたびに注射針刺されるのがきつかったです。今ではされすぎてもう慣れました。最近は針が刺さる瞬間も採血されてるときもガン見できるようになりました。
これらの検査を約2週間かけて行いました。すべての検査が終わった後の翌日、夕方の6時くらいに急に病院から「明日の朝急遽来てほしい」との呼び出しの電話がきて、寮から爆速で実家に帰り、次の日の朝病院へ行ってまた診察を受けました。
そこでは「とりあえず喉にあるのは悪性腫瘍だったので、追加で検査を受けてほしい」といわれました。
またその翌日に検査を受け、最終的にはステージⅠの悪性リンパ腫だと判明しました。
検査の順番としては、血液検査→尿検査→CT検査→血液検査→生体検査→血液検査→MRI検査→血液検査→骨髄検査→血液検査 だった気がします。
これで一応僕のがんが見つかるまでのお話は終わりです!
to be continued
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ほげおの戯言
最近ほんとに友達に会えないのがさみしいんですよね。
前まで寮で仲いい友達たちと寝食ともにしていた感じだから、そのときとのギャップがかなり大きい感じです。おそらく今が一番白血球の数が少なくて免疫力が弱いので、学校に行きたくても行けないんですよね。
白血球の方たちにはいち早く回復してほしいところです。
最後までご覧いただきありがとうございました!