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バーチャルリアルT,バーチャフリーク感想、それからオタクの感情

去る9月14日に原宿PARKさんで行われたバーチャルリアルT、15日に秋葉原エンタスにて開催されたバーチャルフリークvol4に参加してきました。2つともとても楽しいイベントだったので、イベントに参加した感想を書きたくなりました。


・9月14日 バーチャルリアルT in原宿


原宿PARKというお店で開かれたイベントです。前回は5月に開催されていて「いきて~!」となったのですが予定が合わず、今回はバーチャルフリークの前日である事、今回の参加メンバーにKMNZやsomunia等のアートワークも担当されているききゆさんのデザインされたTシャツが欲しいばかりに原宿という未踏の地へ赴く事にしました。

ところが、前日イベントが楽しみで眠れないという小学生みたいな事をやらかしてしまい当日は寝坊。慌てて新幹線に飛び乗って原宿駅に着いたのが17時というザマでした。

原宿、それは陽キャの街。オシャレの街。

立ち並ぶショップとクレープ屋とタピオカドリンク、そしてカップルとお洒落な人々を掻き分けて、どうにか道に迷う事もなくお店に到着。それほど大きくない店舗の中には壁一面のスクリーンの中でお客さんに話しかけるバーチャル店員さんが。自分が到着した時間にはききゆさんが店番をやっていて、その後、小鳥遊めとろさん、虹野まほろちゃんが店番をやっている時間帯にもお邪魔してきました。
「バーチャルとリアルを区別しない」とのテーマの通り、代金の支払い方法やシャツの着こなしも教えてくれるのはバーチャル店員さん。

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小鳥遊めとろさん(@takanashi_metro)とTシャツコーデ。

リアルでVtuberさんとお話するイベントも増えてきましたが、自分はこういったイベントに参加する機会があまりなかった為、自分の声がコメントやチャットを通さず生で相手に聞こえているというのは不思議な気分。
時には原宿PARKさんの服を買いに来たVtuberを知らないと思しき人が珍しげにバーチャル店員さんを眺めていた事もありました。自分は悩んだ末にききゆさんとイトッポイドさんがデザインされたTシャツを購入したのですが、現在受注通販が始まっているので追加で購入しようか盛大に悩んでいます。どのデザインも好きなんだ……。



ききゆさんのTwitterより。自分もこっそり映らせて頂いています。


・9月15日 VIRTUAFREAK - ENTAS 1st Anniversary -


そしてこちら。前回7月にも参加したバーチャフリークです。前回初めて参加してどうにもふわふわした感想を書きました。
こちらの詳しいイベントのレポートなどは書かれている方がいらっしゃるので、自分は自分が感じたこのイベントの楽しかったところや印象深いところをつらつら書いていければ、と思います。

秋葉原エンタスという会場では何度もVtuber関連のイベントが開かれているのですが、自分がここを訪れるのは今回が初めて。なのでイベント会場に踏み込んでまず思ったのは「音がでかい」「音が体に響く」

いや、本当にびっくりしたんです。イベントに慣れている方からすると当然なのかもしれないのですが、体に音が響いてきて驚きました。agehaでもイベントは経験したのですが、文字通り全身で音を浴びながら好きな音楽を聴くのは本当に楽しかった。

それからもう一つ驚いたのが、お酒を飲んでめちゃくちゃ楽しくなったという事。
自分は普段お酒を飲む事はなくて、何故かというとお酒を飲んでも美味しくないし楽しくないから。動悸が早くなったり体が火照るのはわかるんですが、そこから「お酒が美味しい」とか「酔っ払って楽しい」という気持ちにはなれないんですね。

今回のバチャフリでもお酒を飲むつもりはなかったんですが、今回DJをしていたTAKUYAさんが「成人しているやつはお酒飲んでほしい。それから隣の人達と乾杯してほしい」と仰っていて、こんな事を言われて飲まないわけにはいきませんでした。陰キャ故乾杯ができませんでしたが……。
一番度数が低いZIMAを飲みながら少し後ろの方で揺れたり腕を振っていたら、あっという間に体が火照り体中に音楽が響いてきて、めちゃくちゃに楽しくなれました。「なんでこんなに今楽しいんだろう!?」と思いながら音にノリながらガンガン体を揺らしていました。
みんなが楽しくはしゃいでいるから自分も楽しいのか、ただ一人じゃないから楽しいのか。それはよくわかりませんでしたが、少なくとも部屋の中、一人で缶チューハイを飲んでいる時よりも楽しかった。
自分はどうやら酔っ払うと感情が高ぶるらしく、調子に乗ってZIMAをもう一缶開けてからエハラミオリさんのステージを前方で聴いていたらヨシナちゃんの「ツバサ」「chamomile」で汗だくになりながらぼろぼろ泣き始めてめちゃくちゃになってその後はバーチャルねこさんの音楽を聴きながら地べたにへたり込むという事になりました。

今回参加されたDJの方で特に印象的だった部分をあげていくと「蒼い蝶」をかけながら「この歌は存在するんすよ」と叫んでいたTAKUYAさん。
「言いたい事はそれだけです!」と「Chamomile」をかけた普段はネガティブな事をつぶやいてばかりのエハラミオリさん。
それからはちゃめちゃに可愛いが押し寄せてきた星宮ととさんとTEMPLIMEさんの「ネオンライト」と「リンクロット」

すべてTwitterに動画が上がっています。是非見て欲しい。


そしてkzさん。kzさんはにじさんじ関連の楽曲をたくさんかけてくれて、Vtuberの音楽をきっかけにバーチャルユーチューバーにハマり、にじさんじからVtuber界隈にハマった自分としては開幕から「Mr.MUSIC」をかけてくれて感謝。事前に「いっぱい流れる曲はいい曲」と言った通りに「VR」や「ネオンライト」など何回でも盛り上がる曲の中に「Maple Dancer」「Summermagic」や「Moon‼」など大好きな曲ばかり流れて本当に楽しくて、「Tell Your World」からトドメの「Virtual to LIVE」で崩れ落ちていました。 「Virtual to LIVE」のラストをみんなで大合唱できた瞬間、あの瞬間の一体感、高まりは凄くてぼろぼろ泣いていました。


前回のvol3の朝焼けの中で聴いた「Up To Date」で高まりながらシメた終わり方も大好きなんですが、みんなで大声出しながら終わるのは本当にいいですね。いつも一人ぼっちの自分がTwitterのフォロワーや誰とも知れない隣人たちとはしゃぎながら大声を出すってまず普段の生活ではなくて、ただ「Vtuberがすき」っていう共通事項だけでやってきた人たちと繋がれたという気持ちになりました。

・まとめ

バーチャルリアルT、バーチャフリークを続けて体験した感想としては、好きなものが増えるとやりたい事が増えていくんだな。という事です。
バーチャルリアルTが原宿で開催される事がなければ原宿なんて踏み込もうとも思いませんでした。初めての原宿は陰キャが迫害されるような事はなく、お洒落な服やシューズは観ているだけでも楽しかったし、普段はやらないけどこんな格好もしてみたいな、と思う服がたくさんありました。
バーチャフリークでお酒を飲んでいて初めて楽しいと思いました。酔っ払うだけじゃなくていろんなお酒に触れてお酒の味も楽しめたらいいな、とも思うようになりました。
一人で好きなものを楽しむだけでなく、共通の趣味で繋がれる友人や知り合いを増やしたいと思いました。これまで友人なんて作ろうと思った事はなくて、また次のイベントで会える人たちが増えればいいな、なんて思いました。
クリエイティブな活動を続けている人たちをみていて、自分も形になるものを作りたい、なんて思ってしまいました。

バーチャフリーク、次回は年末開催予定だそうです。その時はもっとたくさんの人たちと繋がりたいなぁと思うのでした。あともうちょっとお酒に強くなりたい。

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