朝のパンとコーヒーの匂い
パンとコーヒーの匂い。
これは人間を幸せな気持ちにしてくれると心底思う。
通勤する際、必ず通るんです、
パン屋とコーヒー屋の間を。
ふわ~っと。香ってくるのです。
その匂いがほんとにいい匂いでね…
焼きたての香ばしいパンの香りに
さらにコーヒーの深い香りが重なって
そりゃもう朝の時間帯には本当に本当に癒しで。
朝を感じる瞬間でした。
匂いっていうのは、無意識に感じ取ってしまう。
ふと香ると、自然と反応してしまう。
パンとコーヒーだけに限らず、
春の匂いとか、夏の匂いとか。
コンクリートが湿った、雨上がりの匂いとか。
住宅街を歩いていると、どこかのおウチから香る、
カレーや焼き魚の匂い。たまにごま油の匂いまで。
(勝手に中華料理かな?と想像してしまう。)
昔誰かが使っていた香水の匂い、
誰かの柔軟剤の匂い、デパートの匂い、本屋の匂い…
書き出すとキリがないな。
匂いで感情が動かされることは少なくない
いやむしろ多いです。私は。
人より少しだけ、色々と感じ取るアンテナが多いと思う私は、匂いだけでもぐるぐると感情が行き交います。
だから、パンとコーヒーの匂いは幸せ。
あれを感じると満たされます。
でもなぜパンとコーヒーの匂いで朝を感じるんだろうか。
誰がこのイメージを作り上げたのかしら。
ちなみに私は、朝は米派です。
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