お金に振り回されないための方法(本『中学3年生の息子に贈る、学校では教わらない「お金の真実」』の読書感想
私のお金の価値観を変える一冊と出会いました。
安田修さん著
『中学3年生の息子に贈る、
学校では教わらない「お金の真実」』
(Gakken)
お金に振り回されないためには
この本から得たメッセージ。
それは「お金に振り回されないためには、お金の真実と向き合おう」ということです。
このメッセージには、私はハッとさせられました。
なぜなら私は、お金に振り回されないために「お金と向き合わない」よう生きてきたからです。
小さいころから、会社員の親からは「大切なのはお金じゃない」「お金の話ばかりするのは卑しい」「株や投資はギャンブルだ」と言われて育ちました。
いつしか私は、お金と向き合うことを避けるようになりました。
けれども、たとえお金と向き合わないとしても、お金の世界とまったく無関係に生きることはできません。
安田さんは次のようにおっしゃいます。
本当にそうだなぁと思いました。
お金に振り回されないためにも、大切なのは「お金と向き合わない」ことでなく「お金ときちんと向き合うこと」なのかもしれない。
私はそう思ったのです。
お金の正体
この本には数々のお金の真実が書いてあります。
「そこまで言っちゃう!?」とハラハラしながらも(笑)耳が痛いながらも、いずれもどこか腑に落ちるところがありました。
さて、そのなかでも、ひときわ私の脳裏に突き刺さった気づきがあります。
それは「お金の正体」についてです。
安田さんは次のようにいいます。
お金とは「どれだけ人に役に立ったかを測るもの」である。
この解釈に「なるほどなぁ」と思うと同時に、これまで自分がお金に抱いていた違和感の正体が分かりました。
これまで私は「お金がなくなったら困る」と漠然と不安でした。
節約本やらマネー本を読み漁ったこともあります。
けれども、手に掬った水がザルのようにサーッと漏れ落ちるように、なんかしっくりこない感覚があったんです。
この本を読み、そのモヤモヤの正体が分かりました。
それは「お金の正体を理解できていないこと」だったんです。
たとえるならば、これまでの私は、正体不明のお化けと空中戦を繰り広げていたようなものでしょうか。(まあお化けはぜんぶ正体不明ですが)
お化けに「アチョー!」と空手チョップを繰り出しても、手応えをまったくつかめませんよね。
きっと私にとって大切なのは、お化けと格闘することではなく、お化けの正体を見極めることだと思いました。
正体がわからなければ、対処することもできません。
この本には、お金の正体(真実)がこれでもかというくらい、分かりやすく書いてあります。
お金ときちんと向き合うためにも、今の私にとても必要な本だったのだと思っています。
お金に振り回されないための行動
さて、この本を読み、私は、お金に振り回されないようになるために2つのことを実践しようと思いました。
楽しくて熱中できることに没頭する
1つ目は「楽しくて熱中できることに没頭する」ということです。
私は、この本全体を通じて、お金持ちになりたければ「経験に投資しなさい」というメッセージを受け取りました。
たとえば「パンを作ったことがないけど、とりあえずパン屋を開きます!」と言っても、おそらくパンはなかなか売れないですよね。
人の役に立つためには、まず土台となる経験が必要なのです。
安田さんは次のように言います。
うんうん、と私は頷きました。
そこで私は、「これをやってみたい!」と思ったら、結果がどうこうあれこれ考えず、まずはやってみようと思いました。
ちなみにですが、私は「温かい場をつくる」という夢があります。
「木かげでほっこりできるような、やさしく温かい場をつくりたい」
その夢に向けて、勉強会を開いたり、コミュニティを作ったりなど、ひとつひとつ出来ることをやってみようと思いました。
お金に関する良書を読む
2つ目の実践したいことは「お金に関する良書を読む」ことです。
この本の帯で、宇宙飛行士の野口聡一さんが次のようなコメントを書かれています
このコメントを読み、なるほど!と思いました。
そして「もっとお金の真実を理解したい!」とも思うようになりました。
この本には安田さんがおすすめするお金の良書10冊が紹介されています
そのなかでも、まずは一番目に紹介されていた『金持ち父さん貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ、筑摩書房)を読んでみようと思います。
ひとつずつお金、ひいては人生の仕組みを理解し、自分らしく生きる術を身につけたいと思います。
お金の真実を知るドギマギへの向き合い方
さてとはいうものの、私はこれまでお金に無頓着だったので、お金の世界に一歩踏み出すことに、今ちょっとドギマギする自分もいます。
けれども、そのドギマギは、新しい世界に踏み出すときのお告げなのかなぁとも思うようにしました。
安田さんはいいます。
「これやってみたい!」と思ったら、まずはやってみて!
これは、この本のメッセージだと感じています。
このエールをそっと胸に忍ばせ、新しい世界へと一歩踏み出していきます。
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