アクティブラーニングの実践例(高校国語)ー基本的な説明と原型ー
どうも。
今回はアクティブラーニングの実践例(高校国語)について報告したいと思います。これは、高校の国語の授業で行った実際の例を使って説明したいと思います。何回かに分けて投稿しようと思います。
まず、「アクティブラーニング」という言葉はご存じでしょうか。ググってもらえれば、色々なサイトで説明がされています。ウィキペディアでも載っているくらいの言葉です。教育関係者であれば、誰もが聞いたことが有るのではないでしょうか。ここでは簡単に述べておきます。
「生徒が受身で学習するのではなく、主体的に学べるようにする学習方法」
端的にまとめるとこういうことになります。ここで問題になるのは「主体的に」ということでしょう。「主体的に」と言われると、本人が自ら進んで勉強することと考え、生徒自身に学習を任せるものだと思われます。そのため、アクティブラーニングという言葉をなんとなく聞きかじった教師は、「主体的な学習」と銘打って、放置プレーのような授業を展開してしまうことが有ります。それは主体的な学びとは言わず、職務放棄となってしまいます。
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