ITエンジニアうつになる、今後はどうしよう

こんにちは hocitron と申します。

今年35歳になり、会社員としてはベテランの域に片足を突っ込んだような年齢になりました。そんな私が、このたびうつ病で休職に至ってしまいました。

しかもこれが初めてではないのです。2年ぶりの再発です。もう終わりだよこの身体。

でも、生きていくためにはまずは回復を最優先にしなければなりません。幸い、回復に専念した結果、少しずつですが活力が戻ってきました。だからこそ、いまこうして文章を書くことができています。

ただ、活力が戻ってくると同時に、変に想像力も働き始め、新たな不安が芽生えてきています。特に将来への不安が、最近はどうもつきまとっています。

ITエンジニアとうつ病は切っても切り離せない関係があるように感じます。実際、病んでしまった体験を綴った文章をよく目にします。しかしその後の話、つまり、どのように回復して、どのように復帰して、いまはどのような生活をを送っているのか、という長期的な体験を記した文章はあまり見かけない気がします。皆さん一体どのように乗り越えてきたのだろう。

私自身、一回目の休職のときには退職も考えました。しかし、初めてのうつ病経験で何をどうすればいいのか分からず、結局、最も負担の少なそうな復職という選択肢を取りました。今回は二回目。一番頭にチラつくのは「二度あることは三度ある」ということです。

転職や独立という選択肢も頭をよぎりますが、正直なところ、その勇気が持てません。自分が臆病者で自信がないことに、改めて気づかされる日々です。最近よく耳にする「自己効力感」という言葉が、痛いほど胸に刺さります。

頭では、自分の能力と不安と実際の評価は別物だと理解しています。でも、心がそれを受け入れてくれないのです。そんな自分の精神状態や認知のゆがみにも気づいていますが、理性で分かっていても感情が納得してくれない。このもどかしさがとてもつらいです。

認知のゆがみには認知行動療法が効果的とは聞きます。実際に取り組んでみていますが、これがまた難しい。長年培ってきた(悪い意味での)この認知を修正できるはずがないと、変にネガティブになってしまいます。それでも、根気強く続けていくことが大事だと思っています。

認知行動療法で大切なのは、頭の中で考えるだけでなく「行動」を起こすことだと学びました。そう、行動を起こしていく必要があるのです。私は自信を身に着けるために、できるところから行動を起こしていきたいと思っています。この文章を投稿するのも、その一つの行動です。

今後も強く生きていきます。読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?