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【海外記事翻訳】スタンディングデスクの真実

いつものやつです。

今回この記事を読んだ理由は

・家での作業、立ってやれば本当に効率改善されるのか

・立って作業すれば本当に減量につながるのか

・座って作業すると腰がいたいから立って作業したい

・というか家のデスクがローテーブルなので、胡坐での作業がつらい

というように家で勉強しはじめて「座ってる状態って健康にわるくね?」という一つの疑問から調べ始めて出てきた記事の一つを翻訳要約いたしました。

以下、引用

スタンディングデスクの背後にある真実

スタンディングデスクは立ちながらデスクワークを可能にするアイテムである。
近年スタンディングデスクの売り上げは上昇し、従来のデスクのシェアに割り込んでいる。


個人的には座ってパソコンを眺めるより、立ってパソコンを眺める方が確実に良いという考えが広まってるのはいいことだと思うが私はスタンディングに関する研究をもっと知るべきだと思う。良く言われるのが、スタンディングデスクは普通に座ることより姿勢を正すのによりカロリーを減らし、それを数週間も続ければよいダイエットになるのではないかということである。
果たして、スタンディングデスクが減量に役立てるというのは本当なのだろうか?

雑誌The physical activity and healthがそれ答えようと試みている。
74人の健康な人に、酸素の消費量がわかるマスクを装着させ、その酸素の消費量で立ち作業とトレッドミルで歩きながら作業する時にどれくらいカロリー消費をするかを測った。
以下、スタンディングデスクのメリットとして考えられている減量に関する発見である。

・座ってでの作業は1時間につき80キロカロリーを消費する
・立ちながらの作業は88キロカロリー消費する。座って作業するよりわずかに高い
・歩きながらの作業は220キロカロリー消費する。

3時間立って作業したところで人参1個分のカロリーしか消費しないが、一方昼休憩に30分歩けば毎日100キロカロリー消費できることがわかった。

先行研究では座るより立った方が圧倒的にカロリーを消費すると示していたが、この最新の研究では実際のエネルギー消費を測り、より正確な評価を表しているように思える。

スタンディングデスクのメリット

最新の研究によってスタンディングデスクが減量の助けになっている可能性が低いことが判ったが、おそらく立って作業することに他のメリットがあるのではないか。
スタンディングデスク推奨派はより多くの時間立って過ごしている人は、食後の後血糖値のレベルがより早く正常値に戻るという研究を推している。また立つことは座ることより肩や背中の痛みを軽減させてくれるらしい。

立つことの他の潜在的な健康へのメリットは長時間座ることによって生じるリスクによって想定できる。
長時間座ると生じるリスクは

・肥満
・糖尿病
・循環器疾患
・癌(特に結腸や胸の癌)
・若年死亡

である。

しかし、「座っていない」という状態はいろいろ考えられる。歩きや、足踏み、ただ突っ立っている状態など。最近の研究ではそれらの健康に与える影響は必ずしも同じではないという。これらのほとんどの潜在的なメリットを証明するための、さらに正確なスタンディングデスクの研究はまだ行われていない。つまりスタンディングデスクの健康的な影響はまだ不確かなものなのである。

もしスタンディングデスクを導入するつもりなら…

スタンディングデスクを使うことは、“介入”のようなものだと覚えておいて欲しい。“副作用”が伴うのだ。例えば、あなたが突然一日中座ってる生活から一日中スタンディングデスクで仕事するように変えると、背中や脚の痛みを助長する恐れがある。まずは、一日に30〜60分立って作業することからゆっくり始めて、徐々に時間を増やしていくといいだろう。多くの専門家が勧めてるようないつ立ち始めたか、いつ座り始めたかを知らせるためにタイマーを設定することは、集中を妨げ、作業効率や創造性を減少させる可能性がある。最も自分に合った他のタイムインターバル方法を見つけると良いだろう。

またタスクによっては(例えば細かくデリケートな作業)、座ってた方がより正確に作業を進めることができる。つまり、スタンディングデスクは、すべてのデスクワーカーのための完全なる答えではないのかもしれないということだ。


ではどうする?

近年私達は職場環境に劇的な変化を見てきた。オープンフロアや、椅子の代わりにバランスボール、そしてスタンディングデスク。私の友人は“トレッドミルデスク”を導入し、今彼は、トレッドミルで歩きながらコンピューターでの作業やビデオ会議をしている。これらの変化に伴い利点はもちろんだが、ひょっとしたらいくつかのリスクもあるかもしれない。これらの変化を良いもの、健康的なものとして受け入れる前に、さらなる実験、理想的には、より正確になされたリサーチ結果を得るまで、盲信するのは控えるべきであろう。

よろしい。みなさん、座ってよし。


引用先:The truth behind standing desks Robert H. Shmerling, MD Harvard Health Publishing HARVARD MEDICAL SCHOOL

どうやら立ちすぎなのもよくないようですね。

トレッドミルはバカ高いので、スタンディングデスクを取り入れたい一般収入ピーポーはオリジナルスタンディングデスクをつくるのが良いかと思います。

僕はカラーボックスを4段積み重ねてその上で作業するようにしています(貧乏)

おわり


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