稲わら。
今週、水族館へ行くためにチャリチャリ走り回っていて見かけた田んぼでは、重そうな稲穂がなり、まさしく「実るほど、頭を垂れる、稲穂かな」状態だった。
このあたりは全部そうだったろう。
私は生活保護者であることを罵倒されたあとだったので「なかなか、頭を垂れられる人格者もいないし、そもそも実らないのかもな」なんて皮肉っぽく笑った。
自転車、チャリチャリ…
昨日、市役所へ行く途中に見かけた稲わら。
なんかいいなと思って。
奥の方にも小さな稲わら。
誰かが食べるご飯になったんだよね。
稲として生きてきて、稲わらになる。
誰かのご飯になる。
稲わら、尊い。