《大量のお弁当カップの謎》食い尽くし系のオヤ対策。
私は2年ちょい前まで実家暮らしでした。
精神障害者保健福祉手帳を持ちながら一般雇用で働いていました。中途開示で障害者枠になるも業務も待遇も変えずにいてくれて、私は特に不満なく働いていました。
飲食チェーンの正社員ではなくパートさんでした。
ハードな業務でしたが楽しく働いていました。
朝7時に朝食を食べ出勤し、夕方まで働いて、帰宅し、夕飯をチチオヤの分まで作り、洗い物、掃除洗濯アイロンがけまで私がやっていました。
当然、自分は7時から18時まで食事が摂れませんでした。
飲食チェーンでしたので、早い日は開店準備からランチタイムからのディナータイムスタッフとのバトンタッチまでの一人営業をしていました…休憩はありませんでした。
それでも、家に帰ったら食事を作りました。
日によっては2〜3日分まとめて作りました。
ある日、事件が起きました。
2〜3日分の作り置きや漬け物をチチオヤが全部食べてしまったのです!!
私『どうして食べてしまうの?!
どう見ても1日分じゃないでしょう?
漬け物も浅漬かりじゃない?
どうしてわからないのですか!』
チ「だって、冷蔵庫に入ってたんだもん!」
…ダメだこりゃ。
諦めて、タッパーに食べていい日付を書いたり、タッパーに「食べるべからず」と貼り紙をしたりしました。
❝俺はわからない!❞
開き直りタイプは困ります。
それでもチチオヤが理解できなかったら困ると考え、お弁当スタイルにしたこともありました。
しかしそれも失敗でした。
当時お弁当箱代わりに使用していたタッパーのフタはレンチンすると縮むので、見事に縮まされました。
私はタッパーと電子レンジに「フタは外してチンする!」と貼り紙をしました。
私の愛用していたお弁当箱にイカの塩辛と辛子明太子を入れられました。
「自分の物、他人の物の区別がつかない」ために、私のお弁当箱もただのタッパーにしか見えなかったらしいんです。
色々諦めて、フタもチンできるタッパーにして「日付記入」スタイルになりました。
自分のお弁当箱など、匂いがついたら困るものは自室に保管していました。
そのせいで、夜逃げ時の荷物は「タッパーだらけ、シリコンお弁当カップだらけ」でした。
今は笑えますが、当時は辛くて辛くてよく泣いていました。
なぜ、あんなに作った作り置きおかずを一晩でパァにされなくてはならないのか。
なぜ、ヤツは「ごめんね」が言えないのか。
苦しかった。
夜逃げして……よかった♡
(夜逃げ時には段ボール3箱分のタッパーを持ち逃げしてきました✨)
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