《実録》大検取ったのに、大学行けないだとぉ!?
これはずいぶん古い話になります。
私は今年の冬に38歳になります。
今のシステムとは違うことを記載しておきますね。
私は機能不全家庭に育ち、私の進路は母と父が勝手に捻じ曲げたり打ち切ってしまうものでした。
私には落差30オーバーの発達障害があったことが昨年判明し、中学の授業どころか、小学生の算数にもついていけていないことは当時から悩みのタネでした。
まぁ、深夜二時まで勉強するスタイルを確立し、塾には通わせてもらえなかったのですが、地元一番の進学高校に入学しました。
ところがその頃には私は喋れなくなっており、食事も摂れず、精神疾患の診断を受けました。
両親は落胆し、私を見限り、高校からも、
「進学見込みがないため、退学してください」
と電話が来た。
電話を受けたのは母で、
「おう!やめたろーやないけ!!
後で吠え面かくなや!!」
ポーンッ…
母が6月に退学届を出してしまった😓
いや、私は一年は粘りたかった。
一年遅れでも学校には挑戦したかった。
私の意向は汲まれない。
それが我が家。
さて、一瞬にしてただの無職になってしまった中卒の私。
喋れない、食べられない、笑えない。
でも何かしなきゃと、レストランの開店時前と閉店時後の清掃のアルバイトをした。
朝8時に1時間かけて店に行き、帰って来る。
夜9時に1時間かけて店に行き、帰って来る。
15歳の女の子。
ひたすら自転車を漕ぎ、モップ掛け。
私はいっそ大学に入ればいいんじゃないかと考えついた。
そのため、15歳で大検を受けることにした。
しめしめ、これで受かれば即入学、親からも離れられる〜♪
合格通知はすぐに来ました。
正直勉強はしていません。
高校が難関校だったため、ほとんどその知識で賄えました。
「これで、大学に行けますね!」
声を弾ませる私に、
「いや、合格は15歳でも、18歳にならないと大検は効力を発揮しないんだよ?」
「え"っ!!!」
じゃあ、3年待つのか…あの家で…
シンデレラしながら…?
母が重い精神疾患だったためほとんど家事ができず、私が担っていました。
しかも、
「私の立場を取りやがって!このクソ女!!」
と母は物を投げてきます。
大検とったのに…
この国に飛び級がないのはおかしくないか?
今でもそう思います。
発達検査でコミュニケーションに難はあるものの学力の非常に高い子もいますし、また、年上となら話が合うという子もいます。
そういった医療、教育の面でも、飛び級、または、もう一年留まるなど、もう少し融通を効かせてもいいんじゃないの?日本よ!!
と思います。
そもそも、みんなおんなじ枠に押し込めるから、「はみ出た子」が目立つだけで、自分に合ったペースで勉強しましょう!がベースならそこまで叩かれないと思うんですよ。
実際、外国の方に訊いてみると発達障害なんかいちいち気にしたことがないとのこと。
「マイペースってフツウじゃないのカ?」
う〜ん、おっしゃる通り。
今は日本にも飛び級あるのかな?
なーんか…遅れていますよね、日本。