見出し画像

Z50Ⅱ発表から見る各社のAPS-C機フラッグシップ比較

先日NikonからZ50Ⅱが発表された。
APS-Cの新型でNikonの中では間違いなくミラーレスAPS-Cのフラッグシップと言っていいと思ってる。
フルサイズに比べ価格も安価で比較的にコンパクトなAPS-C機。
今回は各社のAPS-Cミラーレスカメラのフラッグシップモデルについて自分なりに特徴を調べて比較してみたいと思う。
自分が使ってるカメラもAPS-C機なので自分のカメラと比較してどうなのかという事も個人的に気になるところ。

これからAPS-Cのミラーレス一眼カメラを購入検討されている方の参考になれば幸いです。




比較するポイント

今回比較するポイントとしては、自分のカメラ用途が写真なので主に写真撮影に関するところを重視して確認していきたい。
もちろん特徴として動画性能が凄い部分があれば簡単に紹介するけど、やれフレームレートやら4K動画やらみたいなところは詳しく上げないので、動画性能を重視しされる方は各メーカーのHPなどで確認するようにしてほしい。
各カメラの紹介の際にHPのリンクを貼っときます。



SONY α6700

SONY 商品ページはコチラ

自分の愛機。使用して半年が経過したけど全くもって不満は無い。というかまだまだ使いこなせていないかもしれない。
率直な感想としては、何でもそつなく出来るカメラ。何より使いやすい。
ボタンカスタムもかなり自由度があるし、画像処理エンジンが上位機種に搭載されている「BIONZ XR」が搭載されているので、AFも凄く速い。
動きものの撮影も出来る。被写体認識も申し分ない。

サイズもコンパクト。取り回しの良さはかなりいい。

そして何よりいいと思っているのがAPSC用レンズの豊富さ。
SONYのレンズも25製品ほど出ており比較的安価でレンズが購入できるのはかなりの魅力。

しかしながら唯一のデメリットと思えるのが価格。
ちょっと高いよね。
自分も購入する時にかなり迷いました。



Canon EOS R7

Canon 商品ページはコチラ

こちらはキヤノンのAPSC機。
2022年発売と今回紹介する機種の中では最も古いものになるけど、性能に隙がない。3000万画素を超える高画素、ファインダー、液晶についても高ドットでキレイだし、連射性能も高い。そしてAFも「DIGIC X」を搭載し速い。
被写体認識の種類が少ないけど、基本的な性能は高いと思う。

SDカードスロットが地味にダブルスロットというところも気になるポイント。不慮のSDカード不具合に備える面でもあって困ることは無い。

でも・・・自分にはどうしてもレンズの少なさが気になってしまう。
サードパーティ製も入れれば46品、メーカーだけに絞ると6品しかAPSC用レンズがない。さすがにラインナップ少なすぎ。
望遠レンズあたりがさみしすぎる・・・。



Nikon Z50Ⅱ

Nikon 商品ページはコチラ

2024年12月発売予定のNikonのAPSC機。
何といっても上位機種に搭載されている画像処理エンジン「EXPEED7」が入った事によるAF性能の向上をふくめた機能面の充実が大きいと思う。
娘も同じAPSC機のZfcを持っているけど、間違いなくZ50Ⅱが使いやすくなっていると思う。

評判高いZレンズを使う事が出来るし、ファインダーがキレイなので撮ってて楽しいのは間違いない。APSC用のZレンズのラインナップが少ないのが気になるけど、今後APSC用の望遠レンズとかを追加してくれないかな~とNikonさんには強く願うところ。
本体手ブレ補正がないのでVRのレンズで宜しくお願いします。

あと凄いのは圧倒的なコスパの良さ。安い。安価は正義。
α6700持ってなかったら間違いなく買う。いや、ほんとスゴイ。

でもね、ちょっと気になる点もあって・・・
Z50Ⅱって防塵防滴じゃないのかな?調べたけどよくわからなかった。
Nikonといえば堅牢性っていうイメージがあったので、この部分は良く調べた方がいいかも。

11/21追記
コメントでSteadieさんから防塵防滴ありとの事で教えてもらいました。
やっぱりNicon。堅牢性は健在ですね。



富士フイルム X-H2 / X-H2S

富士フイルムの商品ページはコチラ

※11/18追記
APS-C機の紹介というのに富士フイルムを載せ忘れてました。
富士フイルムさんといえばAPSC機に注力されているメーカー。
まさしくフラッグシップという性能で機種も2機種存在している。
高画素で動画性能が高いX-H2。風景写真とかいい感じ。
あとは、AFが優れていて連射性能が高いX-H2S。動きものの撮影はバッチリ。両機種ともに質感も絶対いいでしょこれは。

Xマウントのレンズも充実していてAPSC機の中では、ちょっと抜けている存在だと思う。
目的があってAPS-C機の性能を追い求めている方はコレかなと思う。

もちろん価格もずば抜けているんだけど、何よりデメリットは品薄というところ。プレミア感も相まって中古価格もそれなりに高い。


まとめ

4社のAPSC機のフラッグシップについて、メリット・デメリットを自分なりに簡単にまとめたのが以下。

SONY α6700

メリット
・コンパクト、軽量
・動画性能がいい
・選べるレンズが多い

デメリット
・価格が高い

Canon EOS R7

メリット
・連射性能高い
・高画素
・ダブルスロット

デメリット
・APSC用レンズの種類が少なすぎる
・ちょっと古い

Nikon Z50Ⅱ

メリット
・安価。コスパ高い。
・最新エンジン搭載によるAF含めた機能アップ
・ファインダーがキレイ
・Zレンズが魅力
 
デメリット
・本体手振れ補正がない

富士フイルム X-H2 / X-H2S

メリット
・ミラーレスAPS-C機の中では抜けている性能
・特徴がある2機種がある
・Xマウントレンズが豊富
 
デメリット
・価格が高い
・比較的に品薄

フルサイズは高くて買えないと思っている方は
(俺やね)
APS-C機でも十分綺麗な写真は撮れるしスマホとは違う写真体験が出来るので、思い切って購入してお互いにズブズブの沼に落ちていきましょう。

写真は楽しい。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集