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私がBeauty Japanに挑戦しようと思った理由

100年先に沖縄文化、日本の文化を残したい

三線の原木となる くるち(黒檀)の成長は1丁製作出来る様になるまで100年の歳月がかかる。
くるちは亜熱帯気候でしか採れなく、国内では三線を作るまでに育つくるちは沖縄のみとなる。

三線ブームがあり、コレクターも増えて
三線が全国的に広がる様になったけど、
国内産のくるちはほぼ絶滅。
海外産に頼っていたけど、海外でも人気なくるちは乱獲や森林伐採により絶滅の危機にある。
もう今やくるちばかりでなく、他の木も世界的に不足してて、新しい賃貸などのフローリングはもはや木目のプリントのものが主流になりつつあるほど、世界的に木がなくなってるの。

沖縄では「くるちの杜プロジェクト」でくるちを植林してるけど、参加者はまだ十数名。
もっと全国的にいや、日本を愛する海外の方にもこの現状を知ってほしい。
支援してほしい。
チカラになってほしい思いを広めるために
Beauty Japanに挑戦しました。

Beauty Japanは多くの企業様が集まる。
海外とのコネクションも作れそうだ。

私の染めてる紅型染めの材料や織物の材料となる麻や綿は畑がマンションとなり
麻や綿、芭蕉を育てる人 糸を紡ぐ人が高齢化でほとんどもういないの。
麻は輸入品を、そして染めの材料も今は化学的な物にカタチを変えて、染めは残りつつあるけど、この問題は沖縄に限った事ではなく
視野を広げれば日本の伝統工芸品にも同じ事が課題となっていると思う。
現に、沖縄の舞踊で使う道具を製作する最後の一人がここ数年前亡くなった。

なぜ、後継者がいないのか?

それはものづくりってすごく時間と手間がかかるのに対して対価が安いのもあり、収入の多い仕事に変える人が多いのも切実な現状です。

紅型染めも私の製作してるかりゆしウェアは型を製作する所から始めると仕上がりまで3週間、デザインによっては1ヶ月近くかかります。
でも、今やデパートでかりゆしウェアはプリント製品だけど7000円くらいで買える。

紅型に限らず手間と対価が釣り合わないのが
ものづくりの現状で、沖縄染織次世代育成プロジェクトにも参加した事があり、1番に原料が手に入らない 2番目に対価と見合わなが課題となっていた。

でも、世の中には大量生産ではない
少し高くてもこの世に一つしかない物の価値を知ってる人も大勢いるはずで、
もっと世に沖縄の染めや織物 三線を含め
文化を伝えたい。
広めたい。
知ってほしい。
という思いでBeauty Japanに挑戦しました。

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