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『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』の感想+バツミクのプロデュース方針の考察他

この記事は『劇場版プロジェクトセカイ 壊れたセカイと歌えないミク』の感想記事です。
ネタバレを含むのでそれでも構わない方のみ閲覧して下さい。


ちなみに私はプロセカ未プレイです。未プレイなのに劇場版プロセカを観に行ったのには理由があるのですが、それは後述します。

【バツミクについて】

映画の物語の中心となるのは『閉ざされた窓のセカイの初音ミク』(通称:バツミク)
彼女の歌声は精神的・肉体的に追い詰められたお疲れの人に対してはノイズにしか聞こえないっていう欠陥を抱えていました。

そんな彼女のプロデュース方針についてですが、歌声がノイズになっても問題ないボアダムス路線がいいんじゃないかと思いました。
同じ理由で、デスボイス系のメタルだったり、インダストリアル路線もいいんじゃないかと思います。
ちびっ子が泣きそうだけど。

⇩ナインティナインとボアダムスの山塚アイ(∈Y∋)の動画

バツミク×∈Y∋PのSSの執筆を
誰かお願いします。

後、普通に会話はできていたので、ポエトリーリーディング路線もいいと思います。実際にそんな事をボカロでやっている人もいますし。
ちびっ子が困惑しそうだけど。

余談ですが、『宗教に犯されているのではないか。』の「歌声が聴こえないその問題は実際に問題であるのか」って歌詞が偶然にも映画のアンチテーゼのようにも思えます。
(映画ではセカイの異変が現実にも停電などの形で影響を及ぼしていたので、実際に問題だった訳ですが)

個人的にバツミクは
覚醒前のコスチュームの方が好き。

【楽曲面について】

映画のパンフレットによると、9曲中6曲がDECO*27の曲でした。27人の共作体制なだけあって、流石の多作ぶりだと思いました。

DECO*27本人は自身は1人だと
この事を否定している
劇場版DECO*27

作中でバツミクがちょっとだけ歌った歌からインスピレーションを受けて5組のユニットがそれぞれ楽曲を作り、それが終盤の展開に繋がっていくわけですが、この5曲はDECO*27が原型を作った歌を他のボカロPが編曲したものなので、現実と映画の作曲過程がリンクしている点が面白いと思いました。DECO*27はちょっと声優もしてたし、スタッフちょっと酷使し過ぎじゃない?
この5曲の中で個人的に好きなのはファイアダンスです。
理由は、他の曲は「失敗しても大丈夫」って感じなのに対し、この曲は聴き手を直接応援していないと思ったからです。

⇩DECO*27インタビュー記事

【好きなシーン】

天馬司が窓に吸い込まれるのを耐えるけど、後から飛んできた緑の鉄の塊に吹っ飛ばされるシーンです。

どうしてこんな目に


その後特にダメージを引きずっている様子は無く、ライブではぴょんぴょん跳ねていたので彼はタフだね。

その鉄の塊ですが、別次元を感知する機能が搭載されていたりやたらと高性能なのが気になりました。ゲームのストーリーではドラえもんみたいな便利屋ポジションを担当していると見たね。

あと、レコードショップのシーンで既存のボカロ曲のサムネが並んでいた所も良かったです。

⇩これとか

以上が感想です。
感想だけ読みたい人は読むのはここまでで問題ありません。
読んで頂いてありがとうございました。


















【プロセカ未プレイなのに観に行った理由】

この記事が公開された2025年2月9日現在、ボカロ曲のランキングを作成する企画『#オールタイムベストボカロソング30』が私の主催によりX上で進行中です。
そんな企画を主催しておきながら、公開中の映画を観てなかったら示しが付かないかもしれないと思って映画を観に行きました。
この企画に興味がある人は私のXアカウントの固定投稿欄にルール細則が記載されているので、それを確認してから投票をお願い致します。
投票期限は初音ミクにちなんで2025年3月9日23:59です。

ちなみに私自身の投票は⇩これ

メジャー曲とマイナー曲で
3:2くらいの割合です

以上です。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。

もし劇場版の次回作があったらラスボスは
闇落ちした28人目のDECO*27でお願いします。


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