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アイネクライネナハトムジーク
世の中は意外と狭い。
なんでもないような日々の中に小さな変化を見出すような。それは良いことかもしれないし悪いことかもしれないけれど、どんなものでも自分を変え、他人を変える。恋愛とは遠い生活をしているけれど、どんな出会いが自分の未来に関わるかなんてわからない。落としたハンカチを拾ってくれた人と結ばれるかもしれないし、意識していなかったただの友達と恋に落ちるかもしれない。将来、あのときのあれはおかしか
たとえ好きなものが見つからなくても
1週間ほどかけて一冊の本を読んだ。自分というものが分からなくなった25歳の女性が、ある日突然、10年前にタイムリープして自分を見つける話。ネタバレは好きじゃないけれど、感想だけでも伝えたい。
感想をひとことで言うと、人生観が変わった。親の言うことを聞いて、親の機嫌を損ねないように生きる。それはとても窮屈で、退屈な人生。「私の人生の主人公は私。親でも友達でもない、私自身」人生の主人公が誰だなんて考え